尾小屋鉄道 尾小屋駅レイアウト製作記


今までは軽便モジュール倶楽部のメンバー、矢島さんや服部さんのモジュールをお借りして、その上で見本の撮影をしていたのですが、ここいらでズク出して(松本地方の方言で「嫌がっていないで頑張って」のような意味)自前のレイアウトを作る事にしました(^^♪。

ならば尾小屋鉄道の何処を作るか?という事になりますが、今回は迷わず「尾小屋駅!」と決まりました(*^^)v。
 その理由は線路を多く敷けるから(^O^)。
 当社で作るレイアウトというのは、見本の撮影と共に車両の展示場所にもなる訳で、単線だと数を置くことが出来ない、というのが最大の理由です。

そういう意味では始点の新小松駅でも良いのですが、機関庫周辺はチョット食指が動きますが、その他はこれと云って面白味に欠け、「川を跨いで駅舎が建ってる」という特徴のある尾小屋駅の方が何倍も魅力的でした(^_-)。
 あと、側線には車両も沢山置けそうですしネ(^_-)-☆。

ウチの展示用ガラスケースは2本あって、1本は幅が1440mm、奥行きが720mmまでのレイアウトを収納可能、もう1本は幅が1140mm、奥行きが680mmまでOKです。
 今までの簡易軌道モノや頸城モノなどは前者のケースに収めていたので1200x400mm程度に納めていましたが、今回は後者のケースに収める事にしたので、目一杯とも云える1100x600mmで製作するプランを立てました。

そのプランとはタイトルカットのようなものですが、全体に弧を描くようにしてパッと見た時に変化が得られるようにして、車両の展示スペースを確保するために、側線は1本多くしてみました(^_-)。
 ただ、このレイアウトのハイライトとも云える手前の駅舎周辺の大きさが未知数なので、もっと図面上で全体に上の方にずれる可能性があり、その場合には実物と同じ3本で行くつもりです。
 因みに広々とした感じを出すため、線路間隔を60mmにしてみました。

あと、これは結構重要なポイントなのですが、撮影するという目的のためには向こう側にある丘は邪魔で、俯瞰気味にしか撮影できなくなってしまうので、この丘の部分はビスで取り外しが可能にして駅構内を水平にも撮影できるようにするつもりです(^^♪。

展示用レイアウトの製作は2015年夏の頸城鉄道モノ以来ですので、実に2年半ぶり!
 室内の気温が低いため、川に流すデブコンが固まってくれるかチョット心配ですが、とにかく手を動かすことが大切ですから、心配なんかしないで作り始めましょうか(*^^)v。

 

 



Chapter.19「竣工記念撮影」の巻

Chapter.18「いよいよ追い込みに」の巻

Chapter.17「細々とした作業」の巻

Chapter.16「山の植林」の巻

Chapter.15「山に下草を撒いて木工所の仕上げ」の巻

Chapter.14「山の地面を仕上げる」の巻

Chapter.13「地面を塗って草を撒き、川の仕上げまで」の巻

Chapter.12「地面を仕上げて川に水を流し込み」の巻

Chapter.11「川の護岸工事と山の基礎製作」の巻

Chapter.10「木工所とトイレの製作」の巻

Chapter.9「製材所の製作」の巻

Chapter.8「大きな機関庫の製作」の巻

Chapter.7「小さな機関庫の製作」の巻

Chapter.6「線路の敷設と着色」の巻

Chapter.5「川底の製作とホームの仕上げ」の巻

Chapter.4「ここでようやくレイアウトパネルの製作」の巻

Chapter.3「背の高い物置の製作」の巻

Chapter.2「まずは駅舎の製作から-2」の巻

Chapter.1「まずは駅舎の製作から-1」の巻