Chapter.8「大きな機関庫の製作」の巻

 

さて、次は大きな方です。こちらは窓があるので、小さい方よりも少し面倒ですが、基本的には同じ作り方です。
 まず柱を切り出しますが、基本的に柱は1.5mm角の桧棒を使っています。
 主柱は長さで切り出しますが、はすかいになってる支柱などは図面の上に角材を置いてカッターで切ります。
 横柱と支柱を写真のように接着して、その後で縦柱と屋根裏柱を接着します。

 

更に横柱の下の支柱を接着して柱は完成です(^^♪。
 ここで一旦縦柱を外して図面の上にセロテープで止めて、下見板を接着していきます。窓の上下は1mm角材を貼ります。

 

側板が完成したら、先ほど作っておいた柱と組み合わせます。
 因みに、この機関庫の詳細はイマイチ判らない部分が多くて、窓の配置やその数などある程度は推測の部分もあります。

 

突き当りは小さな機関庫と違って塞がっていますので、下見板を貼っておきます。
 屋根板はボール紙の上に波板を貼って表現しましたが、四辺には1.5mm角を貼っています。

 

裏返すとこのようになっています。柱なんて水平に見ない限り見えないところですが、どうせ作るなら本物チックに作りたいですからネ(^O^)。
 左右側面の出入り口近くの窓は、板で塞いだような雰囲気にして変化を出してから、例によってエナメル系のフラットブラックを薄めたものを、染めるような感じで何回も塗り重ねて質感を出し、更に裾の部分はMWカラーのウェザリンググレーを軽く吹き付け、屋根は艦底色を塗ってからハンブロールの63番を薄く溶いたものでサビを表現しました(^_-)。

 

土台はレイアウトパネルに接着して、その後の作業に備えます。
 大小の機関庫が出来上がって車両を置いてみると、次第に雰囲気が出てきました(^_-)-☆。