尾小屋のDC122
尾小屋のDC121は製品化しましたが、これと対をなすDC122も模型化致します。
DC121は端正な凸型DLでしたが、このDC122は前後で表情が異なる幅が広いボンネットや、そこに立つ太い排気管や脇のコンプレッサーカバー、そしてセミセンターキャブ、という特徴があります。
しかも塗装やワイパーの位置の変遷などがあるため、見れば見るほど興味が尽きない機関車です。
そんな「尾小屋のDC122」をいつものように精密なロストワックスを駆使して、実車の持つ重厚な雰囲気を最大限に再現致しました。
また、この製品でも「尾小屋のDC121」と同様に、ボンネットとキャブとを塗装後にビス止めする構造としましたので、嫌な塗り分けも回避できるようになっております。
正面の窓枠は妻板とは別パーツにしましたし、側面の窓も開いた状態と閉じた状態の2種類を御用意しましたので、いつものように夏姿にも冬姿にも仕上げる事が可能です。
模型製品について
１．美しくエッチング処理された真鍮板をプレス加工で仕上げられたボディーは、手にした時の充実感ま
でをも味わって頂けます。
２．この製品のために前後のボンネット先やコンプレッサーカバーは勿論のこと、台枠側板に隠れがちな
特徴ある砂箱やエアータンク、排障器も新規のロストワックスで製造致しました
３．外観図を御覧いただければお判りと思いますが、「旧塗装」や「新塗装」の時代と、「末期塗装」の
時代ではワイパーの位置が異なります。キットではどちらにも出来るように両方のパーツが入ってお
りますので、選んで頂く楽しさがあるのではないでしょうか？
４．トータルキットはどのタイプにも出来るようになっておりますが、未塗装キットや塗装済完成品では
「旧塗装」「新塗装」や「末期塗装」いずれの姿にするか、また夏姿・冬姿、いずれにするかをお選び
頂くようになります。
５．モーターはパワーのあるマシマ製を使用して、前後のボンネット内には大きなウェイトを積みました
ので、重量感のある走行をお約束いたします。
６．今回も御好評を頂いている、ギヤーフレームを組み上げた状態で出荷する「スーパートータルキッ
ト」の設定を致します。
とかく調整が難しい下まわりにおいて、予め当社で動輪やギヤー＆ロッドを組み込んだ状態でチェ
ック致しますので、若干値段が高くなりますが、基本となる部分が組み上がっているのは安心度が
高まるのではないでしょうか？
なお、この「スーパートータルキット」は御予約分のみしか作りません。
７．一応製品にナンバープレート・銘板は入っておりますが、地色をクリームに、枠＆数字・文字を赤く
塗るのは難しいので、別売の「アルプスモデル製尾小屋インレタ(D)」を使用される事をお勧め致し
ます。
塗装済完成品も製品に含まれるナンバー類は使用しませんので、このインレタをお使い下さい。
尾小屋のDC122 トータルキット ￥24900
尾小屋のDC122 旧塗装・新塗装・末期塗装、夏姿・冬姿 未塗装キット 各￥49700
尾小屋のDC122 旧塗装、夏姿・冬姿 塗装済完成品 各￥63900
尾小屋のDC122 新塗装・末期塗装、夏姿・冬姿 塗装済完成品 各￥62100
今回は少しでもお求めやすい価格を実現するために、箔押しの化粧箱を廃して袋詰め包装と致しました。
（未塗装キット・塗装済完成品の場合は専用ラベルを添付した汎用箱に無償でお納め致します。
また、トータルキットでこの箱を御希望の方には実費\800でお分け致します）
製品では形態を重視するために朝顔カプラー対応になっていますが、他社製品と連結させるためにはその車輌に別売の「朝顔カプラー（尾小屋用）」と「朝顔カプラー用ピン」「朝顔カプラー用長いリンク」を取り付ける必要があります。その場合には製品と一緒に御予約ください。
朝顔カプラー（尾小屋用）\500（2個入）、朝顔カプラー用ピン\1500（10本入）、朝顔カプラー用長いリンク\500
塗装は当社製「MWカラー」の「MWC-02 王滝営林署DL用ブラック」「MWC-03 上運営林署DL用クリーム」「MWC-13 井笠用イエロー」「MWC-15 井笠用レッド」「MWC-09 クリヤー」「MWC-10 フラットベース」「MWC-17 ウェザリンググレー」と「MWC-52 MWシンナー（1リッター）」「MWC-53 MWプライマー」をお使い下さい。
車体標記ナンバーは、別売のアルプスモデル製・尾小屋インレタDをお求め下さい。
DCC運転をされる方は別売の「Digitrax製DZ126デコーダー」を一緒にお求め下さい。
また、塗装済完成品でも御希望の方には組み込みを致します。
DZ126デコーダー\3500 塗装済完成品に組み込みの場合はその価格から\4700UPとなります。
この製品の為に新規制作したロストワックスの試作品が出来上がってきました。
左上から順に、エンジン側ボンネット先、非エンジン側ボンネット先、コンプレッサーカバー、
排気管、キャブ天窓。
左下から順に、エアータンク、砂箱、排障器、ボンネットカバー、です。（2018.11.21）
＊スーパートータルキットの受付は、準備の都合上から12月20日までとさせて頂きます。
それ以降は通常のトータルキットをお求め下さい。（2018.12.19）
＊御予約頂いたお客様の間違いで、スーパートータルキットが1両在庫ございます。
御希望の方はどうぞ。（2018.12.30）
＊この製品は完売になりました。（2019.12.28）
