木曽の酒井製8tボギーDLU

(木曽のNo.121、青森のL-077)



以前製品化した8tボギーDLはカプラーがボディーマウントでしたが、今回の製品は台車マウント。
 と、書くと、カプラーマウント方式の違いだけのように思われてしまいますが、実は結構相違点があります。
 まず車体長が短いこと。つまりカプラーが台車マウントになった事によって、ボディーが短くなった(逆か?)訳です。
 模型にしてカプラー間が約5mmも短くなっています。パッと見たときに「8tボギーDLT」はデッキもある事などから、10tボギーDLとスタイル的にも大きさ的にもあまり違わないように見えますが、流石に5mmも短いと明らかに小ささが実感されます。
 ボディーが短くなった事により、機関室ドアーが左右側面1ケ所だけとなり、よりコンパクトになった印象を受けます。
 8tという文字通り中クラスの大きさという世界を持ったボギーDL、それが「木曽の酒井製8tボギーDLU」です。




模型製品について

1.車体構成は美しくエッチング処理された真鍮板を
  プレス加工し、適材適所に魅力的なロストワック
  スを散りばめる、という当社のオーソドックスな
  作りですから、持ったときのヘナヘナ感がありま
  せん。

2.重厚な台車枠はイコライザー部分を別パーツにし
  て立体感を表現するなど、実車の雰囲気を余すと
  ころなく再現しています。

3.動力機構は「酒井製10tボギーDL」を踏襲した
  2モーターを搭載して、箱型車体の有利性を発揮し
  て充分なウエイトを積みました。

4.右の写真は青森営林局から木曽に移管された直後
  の姿ですが、当初は正面やドアーにテスリが付い
  ていませんでした。
  製品では、この姿も「青森のL-077」と称して少数製造致します。(写真:中村秀巳氏提供)

5.未塗装キット・塗装済完成品では特に御指定の無い限りは、屋根上ハッチは図のように開いた状態
  で仕上げてお納め致します。



木曽のNo.121 トータルキット \28,000 未塗装キット \56,000 塗装済完成品 \70,000
青森のL-077  トータルキット \27,500 未塗装キット \55,000 塗装済完成品 \68,750
(いずれも消費税8%込みの価格です)



今回は少しでもお求めやすい価格を実現するために、箔押の化粧箱を廃して袋詰め包装と致しました。
  (未塗装キット・塗装済完成品の場合は専用ラベルを添付した汎用箱に無償でお納め致します。
   また、トータルキットでこの箱を御希望の方には実費\822でお分け致します)




製品では形態を重視するために朝顔カプラー対応になっていますが、他社製品と連結させるためにはその車輌に別売の「朝顔カプラー(木曽用)」と「朝顔カプラー用ピン」「朝顔カプラー用リンク」を取り付ける必要があります。その場合には製品と一緒に御予約ください。

朝顔カプラー(木曽用)\493(2個入) 朝顔カプラー用ピン\462(10本入) 朝顔カプラー用リンク\411

塗装は当社製「MWカラー」の「MWC-03 上運営林署DL用クリーム」と「MWC-04 上運営林署DL用マルーン」、「MWC-02 王滝営林署DL用ブラック」「MWC-09 クリヤー」「MWC-10 フラットベース」「MWC-17 ウェザリンググレー」「MWC-52 MWシンナー(1リッター)」「MWC-53 MWプライマー」をお使い下さい。

車体標記ナンバーは、「アルプスモデル製木曽インレタA(\864)」をお求め下さい。



DCC運転をされる方は別売の「Digitrax製DZ125デコーダー」を一緒にお求め下さい。
また、塗装済完成品でも御希望の方には組み込みを致します。

DZ125デコーダー\3500 塗装済完成品に組み込みの場合はその価格から\4800UPとなります。



*木曽は完売になりました。(2015.11.27)

*青森も完売になりました。(2015.12.25)



「木曽の酒井製8tボギーDLU」キット組立講座