Chapter.4「地面を仕上げるのだ」の巻



11月7日

 

まる二日置いたので、プラスターもカチコチに乾き、気持ちよく次の作業に掛かれます(^v^)。
 まず歯ブラシで枕木の上に乗った石膏を取り除いていきますが、頑固に剥がれない場合にはマイナスドライバーなどで削ぎ落とします。塗装が剥がれてしまっても、あとでタッチアップしてやればイイので、気にしなくてもOKです^\^)。
 建物のベースの上に乗ってしまった石膏は、ステンレスブラシで平らに仕上げてやります。ここが平らになっていないと後で困る場合もありますから。

 

地面となる部分にはシャバシャバに溶いたフラットアースを染み込ませるように塗っていきます。塗るというよりも染めるといった感じでしょうか。
 よく初心者の方で「地面は茶色のパウダーを撒けばイイ」と思っている方もいらっしゃいますが、あれは大間違い。茶色の草が生えたようになってしまいます(~_~メ)。あくまでも地面はプラスターで仕上げます。
 砂利が撒かれているような場所は、これまた薄く溶いたライトグレーで染めていきます。

 

車両庫の中もライトグレーに染めておいて、更に艶のある黒を薄く溶いたもので染めていきます。庫の中はきっとオイルでギトギトになっているはずですからネ(^O^)。

 

グレーに染めておいた砂利道の部分にタバコの灰を指でまぶしていきます。ボクはヘビースモーカーなので、レイアウトを作るゾ、と思った時から灰を捨てずに集めておきますが、ノンスモーカーの方に聞いたら、火鉢の灰が良いそうな(^^♪。ただ、一生あっても使いきれない程の量で売ってるらしく、それが悩みのタネという事も仰っていました(^-^;;。
 そろそろ建物も固定しなければいけない段階にきました。日通事務所をベースに接着してやると、どうしてもその周りが段差になってしまうので、それをならす為にプラスターをチョイと塗っておきます。

 

プラスターの乾くまでの時間を利用して、剥げてしまったレール側面や枕木をフラットアースでタッチアップしておきます。これは原液で良いでしょう。
 車両庫の中はオイルで汚れてるから、とさっき書きましたが、車両が停まっている時間が比較的長いプラットホームの前もオイルの汚れっぽくしておきます。
 ただ、これは過ぎたるは及ばざるが如しで、ほどほどにしておかないと、オイル漏れが激しいボクの旧車のようになってしまいます(^O^)。

さて、これで大方の地面の仕上げは完了しました!次回からは暫く建物工作に掛かります。これがまた大変なんですけどネ(^-^;;。