Chapter.4「下段の橋と滝のトンネル作り」の巻

 

次はレーザーカットのデッキガーダー作りです。
 レーザーカットだからホイホイと出来るだろうと着手したのですが・・・。

 

ここまで組んでみて「アッ!これって16.5mm用だったんだ!」と気付いた次第(^^ゞ。
 ウチでもデッキガーダーは製品化したので(残念ながら僅かな部品しか残っていないので、このレイアウトには使えない)、中の補強の部分を探してみたら、幸いにも5個だけ残っていたのでセーフ!

 

この橋は赤く塗るつもりなので、金色が透けないように黒染め処理をしてから組み付けることにしました。
 ロストワックスを黒染めするのは難儀なのですが、フィルムのパトローネが入っていたプラケースに液体と部品を入れてシャカシャカ振って、取り出してティッシュで拭う、という作業を何度もやっている内に段々と黒くなっていきます。
 どうやら空気と接触する事によって反応が促進するようですネ(^^♪。

 

次はこのレイアウトの見せ場のひとつ「滝のトンネル」作りです。
 世の中広しと云えども、このような場所は滅多になくて、だからこそ「立山砂防軌道」を再現するには不可欠な存在。
 そのままスケールダウンする訳ではありませんが、色んな角度からの写真をプリントアウトしてイメージを掴んでから、DLの図面の上に書き込んで寸法を決めました(^_-)。
 トンネルポータルは5mm厚のバルサ材から、飛び出した馬蹄形の部分は10mm厚、滝を受ける部分は1.5mm厚のものを使い、この天井の部分はストーブで炙りながらジンワリと曲げていきました。

 

仮にトンネルを置いてみて、またイメージ作り(#^^#)。
 ここまで行ったところで下側の橋脚を上側のと同じように作ってやりました。
 この下側の橋は渓流からさほど高い位置にはないので、上の橋とのコントラストが楽しめるのでは?とイメージしています(^^♪。

 

ここでトンネルと一緒に橋脚もセメントを塗ってやったのですが、昨日塗ったセメントは乾くと明るい色になっていたので、ひと安心(^^♪。
 下側のデッキガーダーを赤く塗り、上側に付ける緑のものと一緒にウェザリングを施しておきましたが、次の段階では「滝のトンネル」を固定するのですが、そのためにはそろそろレールを敷設する必要がありそうです。