Chapter.2「山の地肌の仕上げまで」の巻

 

ウレタンフォームが固着したところで、カッターでザックザックと削っていきます。
 そしバラスト撒き。例によってKATO製の薄灰色の細かいものを使い、木工ボンドの水溶液で固着します。

 

さて、ここで山に変化を付けようと思い、一部に岩肌が露出したようにする事にして、石膏で作りました。
 雌型はウッドランドシーニック製のもので、これに流し込んでいきます。

 

1時間もすれば結構固まってしまいますので取り出し、これに見合うようにウレタンフォームを削っていき、車両限界と照らし合わせながら作業を進めます。

 

これまた固着する時間を使って石積みの製作。
 生乾きの状態でこの建設現場のそもそもの目的だった「石積みの崩落」の場面を表現するため、マイナスドライバーの先で崩して取り去ります。

 

これが石積み固定した状態です。中央の石積みの下に板が貼ってあるのは「見えなくなってしまうゲタ」です。
 つまりやりたかったのは「今までの石積みの一部が崩落してしまったので、下から一面に亘って、この石積みの上からコンクリートを塗り固めてしまおう」というイメージで、写真のものがそうだったとは言いませんが、完成するとこのようになるはず、という感じです(^^♪。

 

さて、ここで山肌を仕上げるためにプラスタークロスを使って貼っていきます。
 ここまでくると、ボクがやりたかった情景のおおよそのイメージが湧いてくると思います(^_-)。