Chapter.1「まずはパネル作りから」の巻

 

 

前作はガラスケースには棚を支える柱が奥にある事を忘れてしまったが為に5cmほど飛び出してしまい、その事実を突きつけられた時には顔面蒼白になったものでした(^O^)。
 今回は慎重を期して、作るパネルの大きさの紙まで用意してやったから大丈夫(^^♪。
 今回も縦長のレイアウトになるので、そうした場合に見栄えがよくなるよう、実物に捕らわれずに線路配置を考えてみました。
 機関庫の実物は8線の右側に線路のないシャッターが2個ついているのですが、スペース的にそれは無理があるので6線機関庫としました。

 

これが今回のレイアウトの主役たる機関庫。
 今は建物の1階部分に押し込められていますが、昔はこのように堂々とした(?)ものでした(^_-)。
 そして、この入り口を入ると目の前に機関車たちがうごめいていて、嫌が応にもテンションが上がったものです(^_-)-☆。(撮影:青森恒憲)

 

そしてその機関庫に入っていくと(今と違って昔は自由に入れました)沢山の酒井やモーターカーが詰め込まれていて、出番を待っていたものでした。
 この雰囲気をどうやったら出せるか、が今回の主題です。

 

さて、イメージが出来たところで(大きさは決まっていますから)近くのホームセンターに行って材料の買い出し。
 天井板は4mm厚のベニヤ板、台枠の部分は60X9mmの桧角材といういつもと同じ構成です。
 機関庫だけでは高低差の妙味がないので、山側のスイッチバックも取り入れて変化をつけてみました。
 このタイトル写真は、そのスイッチバックから構内を撮ったものですが、いかに間がスッポリと抜けているかがお判りでしょう(^O^)。

 

まずはおおよその位置関係を把握するためにフレキシブルレールを置いてみて、若干前後左右に移動させながら位置を決めます。
 そして「ここだな」というのが決まったら釘で打ち付け、余分なレールを糸ノコでカットします。
 なお、機関車が並んだ写真から判断してレール間隔は28mmとしてみました。

 

そしてコンクリートを流す境目には3mm角の桧棒を接着。と、まあ、ここまではいつもの工作なのですが、今回の新しい課題は「いかにリアルなコンクリート敷きを作るか?」でした。
 これは今までボクは経験をしたことのないジャンルでしたので、試行錯誤でした。
 まずやってみたのは「フレキを敷いた板に石膏を流し込み、定石通りに粉の石膏を振り掛けて面を粗にする方法」でしたが、見事に雪景色になってしまいました(^^ゞ。

 

次に試みたのが「タミヤのテクスチャーペイントを流してみる方法」でしたが、乾燥してみたら写真のように枕木部分が浮き出てしまい大失敗でした(@_@)。
 結局は或る方法で対処したのですが、それは次回のお楽しみに(^^♪。