Chapter.16「崖を作り直して、デッキガーターを作って」の巻



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 結局、手前の崖が気に入らなくなってしまい、プラスター作業をまた始めてしまいました。最初のプランがキッチリと出来ていない証拠ですね。それまでは茶色に覆われていた崖が不毛の崖に様変わりです。
 さて、いよいよこのモジュールの見せ場のひとつ、デッキガーターの製作です。プラ板でチョコチョコっと作ろうかとも思ったのですが、何だか引っ掛けて壊してしまいそうなので、真鍮でガッチリと作ることにしました。
 とは言っても、アマチュアの皆さんのように自由に趣味の時間が使える訳ではないので、省略できる部分はアッサリと、と考えれば作業はさほど面倒ではありません。
 まず、側面と上下板、中の補強板になる0.4mm厚の真鍮板を切断機でバサバサ切っていき、側面のアングルも単なる帯板状のモノにしてしまいましたので、これも切断機頼り。ケガキも含めて約30分の作業でした。これを組んでいきます。結局、半田付け作業も含めて、2時間ほどの工作でした。案ずるよりも生むが易し、ですね。これを毎度お馴染みの「長野電鉄ファーストレッド」で塗って、その上にかすかにウェザリングを施して仕上げます。
 橋脚との接合はタッピングビスで、枕木とはエポキシ系接着剤です。乾くまでは錘やクリップで密着させておきます。さて、出来上がって嬉しくなって撮影したのが、タイトル写真。どうです。カッコイイでしょ?