皆さんの工作台から

山下Rさんからのお便り

2016/08/07
先日、お邪魔したモデルワーゲンより帰宅し、引き取りました尾小屋キハ1を早速組んでみました。
 組み自体は説明書通りです。素地が出来上がりましたらば、サーフェイスプライマーを吹いて、屋根上以外を全てマスキングし、屋根にスプレー糊を吹き付け、そこに砂鉄を固定していき、目に見えつつボコつかない程度のザラ感を出してみました。
 ボディー塗装は色々と写真を見てみましたらば、窓と屋根の間は自分の好みで朱色のものを見まして、こりゃ銚子デハ501と同じ塗り分けだなと思いつつ、そのように塗り分けてみました(結局、正面上のインレタが白でしたので結果オーライかなと(笑))
 とりあえず塗り分けのマスキング、タッチアップは気がすむまでしつこくやってみました。
 手すり、標識灯など含め半田付けできるものは全て半田付けしてからのマスキングはとても面倒ですが、最近になってキットを入手したモデルワーゲン製HOj夕張キハ251もそうでしたが、結構、嫌いな作業ではなかったりしますwww。
 あとは屋根上に茶系と黒系のウェザリングを、ボディーには茶系のウェザリングを施してあります。
 今回のキハ1は床下のディティールも細かく再現されており、ボディーに窓入れをして台車と組み合わせますと、かなりいい感じで完成の満足感が得られました。
 自作のナロー展示台にちょこっと載せて眺めていてもなかなか飽きないもので、林鉄ともまた違う趣がありますね。
 仲間内でも結構いい評価をいただきましたので、そこはキットの出来ですよとは思いつつも言わず、自分の腕ですよと言っておきました(ごめんなさいwww)
さて、まだモデルワーゲン製品なんだかんだで30両以上キット状態でありますので、またちょいちょい作っていきたいと思います。
もりこー:早いですね〜!もう組み上げて写真と原稿を送ってきて下さいました。しかもかなりな出来の良さで(^^♪。ボクが実際に活躍している時の塗装は、ウィンドウヘッダーもクリームでしたので、そのイメージが強かったのですが、この塗り分けもなかなか良いですね(^v^)。




2016/05/22
去年の軽便祭で、ウチのブースを手伝って貰った山下Rさんが、ご自慢の車両を持って遊びに来られました。
 ウチの事務所は初めてだったこともあり、興奮の坩堝状態だったのですが、濁川のモジュールを出して上げて、その上で写真を撮ってみたら?という事になって、更にヒートアップしちゃいました(^v^)。




2015/11/29
森川さん、こんばんは (≧∀≦)
 前から欲しかった「杉沢の2線式機関庫」をヤフオクでようやく入手できましたので、一気に作り上げました。
 なにしろこの製品が発売された頃にはモデルワーゲンの事も知らずにいたので、百年の恋が実ったような気分です。(笑)
 ですから、こないだ「助六の2線式機関庫」が再生産された時には迷わず2セット購入した訳で、ホントこの手のキットの有難味を今さらながら噛み締めています。(笑)
■機関庫について
基本的に説明書に従いそのまま組んでいます。雑草類については特に述べるような事もありませんが、今回はウォルサーで扱ってる「BOTANICALS社のVIRGINIA CREEPER」という蔦を壁面に絡ませてみました。
 ただ、米国の蔦というのは葉が大きいのでしょうか、何となくオーバースケールのような感じになってしまったのが残念ですが、とりあえずこのままで仕上げました。
 細々としたパーツはエコーモデルのものですが、1/80でも全く違和感がなく使えますネ。
■車両について
DLは「王滝の33号機」や「酒井製5tDL前期型」、先日発売された「ガソリン給油車」や「木製運材台車に載せた集材機」などです。これらについては、別な機会を設けて書かせて貰います。
 モデルワーゲンの製品はこういった情景の中に置くと実に実感的に見えます。塗装などでいくら実感的に仕上げても、何故か努力が報われないような製品が多い中で、やればやっただけの効果が表れるので作り甲斐があり、ますますハマってしまいそうです。
■アクリルケースについて
このようなジオラマは出来上がってからの保管に一番気を遣いますが、今回はアクリルケースをここに特注でオーダーしました。これはコンマ1ミリ単位で大きさが指定できるので、ピタッとサイズが合って気持ち良く保管&観賞できます。 (〃^∇^)o_彡☆
もりこー:模型を実感的に撮影する場合には、出来るだけ自然光(つまり外で)で撮影するのとともに、実物の撮影の場合に「イヤだな〜」と思われるような逆光などの条件にすると上手くいきます。これはボクが「とれいん」に在籍していた頃に「松謙さん」から教わったものですが、今でもそのアドバイスが役立っています。今回の山下さんの最初のカットなどは正にその典型で、本物か!と思わせるような、とってもイイ感じに写っていますよネ!(^^)! DLの屋根の腐り具合なんかも最高です(^_-)。










2015/03/18
森川さんこんにちは (≧∀≦)
 ここ2年ほど軽便、森林鉄道に興味を持ち、ペアーハンズ、ワールド工芸、アルモデルなどのDLやGLを作ってきましたが、いつかはモデルワーゲンの キットを作ってみたいと思っていました。
 今回は王滝の33号機と、明延基本編成の5号機を初モデルワーゲンとして組んでみました。
■王滝の33号機
基本的に説明書に従いそのまま組んで塗装です。下回りと帯は濃緑色+ラバーブラック、ボディは灰緑色(日本海軍色)で塗装しました。
 茶色の墨入れ塗料で墨入れと軽くウェザリングを施し、waveのさびてんねんで錆を表現し、きつめの錆の部分にはクリアオレンジを軽く上から塗ってあります。かなり錆のキツい仕上がりとなりました。
 その後、コンプレッサーの反対側がすこし寂しい気がしましたので、エコーモデルのボンベを付けてみました。
 走りはすごぶる好調で、9ミリのナローレイアウトを作りたくなりました(今、6.5ミリのナローレイアウトが放置中なので、それを完成させてからと思っています)
 後日談・・・。
一度写真を森川さんにお送りしましたところ、「ヘッドライトリムがついてないね。」とのこと。???リム???と思い、パーツトレイを漁ってみたら、ありました!全く気づいていませんでした(笑)。慌てて取り付けてみましたが、やはり締まりますね。ただ、ピカピカしてしまっていたので、同じく汚しをかけてみました。これで完全完成です。
■明延の5号機
まずこのキットは5号機、わかば、あおばの客車で構成されています。わかばに動力を仕込む、いわゆるゴーストカー仕様になっていますが、せっかくですので5号機を動力化し、客車を牽かせたいと思いました。
 動力はKATOのトラムの下回りを使用しております。内側に取り付け高さ調整用のステーを自作し、動力をセットしてあります。若干、ホイールベースが短いのですが、真横から見なければ我慢できるレベルであります。
 両サイドに開いた四角い窓からは動力が丸見えになるので、内側からテープを目張りして隠して塗装しました(よって、大きな車輪2つと、ブレーキパーツ4つは使わないことになりました)
 塗装はライトブルー、ミディアムブルーを適せん混ぜて吹きました。その上で墨入れ塗料を使い、しつこく汚しをかけていきました。ある程度汚したところで、車軸受部分は、ウェザリングマスターのオイルでベタつきある灰黒っぽい感じで汚してあります。かなりベースの汚しを徹底したので、錆は軽めにかけました。王滝の33号機と比べるとかなり軽いと思います(王滝の33号機はいささかやり過ぎたかもしれません。追ってすこし錆をつぶしたいと思います(笑))
 助六と違い、ちゃんと運転席に空間がありますので、フィギュアを座らせました。かなりギリギリの幅でしたので、ハンドルは付けられませんでした。が、フィギュアの陰で見えませんので、まぁ、イイかなと(マスコンも塗り分けたのですが、完全に見えません(泣))。朝顔カプラーを取り付け、完成です。
 今回はこの5号機を走らせるため、客車はT車としなければならず、森川さんにご相談しましたところ、ラスト1セット、明延客車の下回りがあるとのこと、分売を頂きましてありがとうございました。引き続き客車の制作をしたく思います。出来上がりましたらば、編成としてまた写真をお送り申し上げます!
■地面について
ジオラマはクラシックストーリーの九十九里「荒生」駅と頸城「鵜の木」停車場です。特に荒生駅は、ナロー車両と女子高生というまず無い設定で面白いかなと(笑)こんな軽便車両ファンの娘は居ないと思いますがwww写メを撮ってるイメージです。
 以降、助六前期、助六後期、木曽キャブフォワードが後続に控えております。また作りましたらばご報告させて頂きます!
 それでは、失礼いたします (〃^∇^)o_彡☆
もりこー:強力は新人(?)の登場です!(^^)! このきつめのウェザリングは一度見たら忘れられないようなインパクトがありますね!サビて浮いたブツブツ感などはお見事です(^_-)-☆。恐らくボクは山下Rさんはプラモデルでかなり修行を積んでおられるのでは?と推察しておりますが、このように垣根を越えた表現はこれからの主流になっていくのではないでしょうか?ホントに今の戦車物などの表現方法は凄いですからね(^v^)。一緒に動画も送って頂きましたので、どうぞ併せてお楽しみ下さい。33号機動力化した明延5号機の2本立てです。