皆さんの工作台から

奥谷さんからのお便り

2016/02/14
森川様、こんにちは奥谷です、いつもお世話になっております。
 冬になり、我が家の林鉄にも仲間を増やそうと、以前導入した木曾の酒井製ロータリーDLの兄弟機として、簡易軌道の泰和製ロータリーDLを少々改造して組み立て、小ぢんまりと愛嬌のある林鉄仕様の姿にしてしまおうと思いました。
 そこで(忠実に作られている方々からご批判を頂きそうですが...)思い切ってボンネットとシャーシを切断してショート丈の泰和製ロータリーDLにしてしまいました(^◇^;)
 当初、下まわりの狭い隙間にキット付属の従輪を組み込みましたが、テスト走行中に脱輪するトラブルが多く(動輪とのスペースが狭すぎでした)残念ながら従輪は取り外し、代わりにエアータンクなどを装備してその隙間を埋めました(いずれ良い策が見つかれば木曾のロータリーDLのように従輪を組み込みたいと思います)
 この改造したロータリーDLは単独で十分に安定走行しますが、我が家では木曾のロータリーDLの兄弟機という設定であり、構造も真似て除雪時はキャブフォワードなどの力を借りて重連での運用とします。
 木曾のロータリーDLと同様に、このロータリー?も5〜6tあたりを想定して小さくしてみました。無謀にもこのキャブフォワードも以前にミニタイプに改造したものです。
 キャブフォワード・ミニとの重連走行や、ロータリーだけの単独走行も可能です。
独特のセンスで楽しんでおられる様子が好ましいですね*\(^o^)/*。クルクルの違いが面白いですし、ショーティーになった姿は見慣れないだけに、何だかとても新鮮だったりします(^v^)。こんなに短くして、重量のバランスが取れないんじゃないか心配したのですが、こう見えても意外にバランスがとれてて、オモリの位置や量を加減してテスト走行を何度も繰り返されたそうです。ボクの「何だかチョロQみたいで可愛いですね」というコメントに、「チョロQやBトレなんかは全く意識してないのですが、私は森林鉄道の支線や作業軌道の雰囲気が好きで、家では本線などを走る大きなDLの出番が無いために、なんとか小型のかわいいカタチに改造して活躍できないものかと思ったことがきっかけです」とのことでした。カラーリングも奥谷色で統一されていて、好ましいです(^^♪。(もりこー)


 



2015/11/08
森川様、こんにちは。奥谷です、お世話になります。
 先日、水タンクのパーツを分けて頂き、なんとか取り付け完成しましたので写真を撮ってみましたので、ご笑覧下さい(申し訳ないのですが、機関車は他社製品です)
「変なパーツばかり分けて欲しいと言ってくるなぁ。」と不審に思われていることでしょう。このようなことになっております(^^;;;
 あと協三製特殊軽量機関車も完成しましたので一緒に撮影してみました。走行もすこぶる軽快です。
 写真のレイアウトは昨年TMSレイアウトコンペで入賞した(といっても準佳作ですが...)朽木谷軌道のレイアウトを使用して撮影しました。
 レイアウトの詳細はTMS No.877 2015年4月号に記事として掲載して頂きましたので、ご覧頂いた方もおられるかもしれません(レイアウトはその後、低木や草、鹿を数頭など追加して少し手直しをしています)
 このDLは、その時の応募に間に合うように急いで一旦完成させたのですが、あまりに納得がいかない仕上がりだったため、どうせならと思い、今回、モデルワーゲンさんに無理を言って分けて頂いた水タンクを屋根上に追加し、当軌道のカラーで再塗装したものです。
 協三製特殊軽量機関車はこのレイアウト用ではないのですが、一緒に完成させ?ましたので、このレイアウトで撮影してみました。モデルワーゲンさんからもう1〜2年早く製品化して欲しかった機関車です。
素晴らしい新人の登場です!(^^)! 一番下の木製運材台車を見て頂ければアップ気味ですから理解できると思いますが、ボクがまず最初に参ったのは、鉄の部分と木の部分の質感の違いです。鉄の部分にはチャンと錆びを効かせてあり、木の部分には朽ちた感じが再現されている点です。奥谷さんは愛知県で手作りのパン屋さんを経営されているだけに、絵的センスがおありなのだと思います。レイアウトの工作にもその一端が覗かれているように感じるのですが・・・。DLのモディファイの楽しさもさることながら、カラーリングもイイですよね*\(^o^)/*。(もりこー)