皆さんの工作台から

奥さんからのお便り

2003/05/16
森川様、集材機が形になりました。GWの5月3日、仕事で行った青森県でたまたま見かけた青塗装の「森藤」。仕事そっちのけで資料写真を撮り、翌日から製作に取り掛かりました。見たときは製品と同型かとも思いましたが、ドラムの位置など微妙に違っている様ですが、その辺は目をつぶりました。
 キャブ右後方の小窓を開け、ドアーを前開きに変更。ワイパーをエコー製に替え、正面にやまばと号DLの二連タイフォンを赤く塗装しポイントとしました。キャブ内をアイボリー塗装にして、せっかくのインテリアなので椅子・ペダルに色を差しました。床板を半田付けしてしまったので色差しをするのに苦労したのですが、最初に塗装してから床板は接着にしたほうが楽だったと思います。撮影のため今は屋根も窓ガラスもついていませんが、次の休みにはそこまで仕上げ、ゴンドラに集材セットやワイヤー束などを乗せて、集材機運搬編成を組めれば面白いと思っています。ところで集材セットは青森の製材所にあったものは放置状態で錆び色でしたが、現役では黒光りで艶あり黒でいいのでしょうか。
 梅雨入り前に未塗装仕掛品を一気に片付けてしまおうと、慌てて塗装したので仕上がりが雑になってしまいましたが、雰囲気はプロトタイプに近づいたのではないかと悦に行っております。私が見かけたように、林業が盛んな地域ではまだまだ集材機のプロトタイプが残っていそうです。皆さんも探して見られてはいかがですか。
簡単に組み立てられるからか、皆さん集材機は早いですね。赤いタイフォンが効いています。滑車の類の色ですが、僕が今まで見たものはみな黄色に塗られていましたが、どうなのでしょうか?(もりこー)
     


2003/02/05
森川様こんばんわ。奥です。
 昨年からとりかかっておりました木曽酒井モーターカーの改軌がようやく完成の運びとなりましたのでとりあえずご報告まで。5月のGWにキットを入手したのでおよそ8箇月での完成と、溜まっている茶箱の中では比較的早く日の目を見た?運のイイやつです。感謝DAYで刺激をうけなかったらいまだに仕掛かり状態だったでしょう。
 西野さんのHPを参考にして(問合せで、西野さん、森川さんにはお世話になりました。この場を借り、お礼申し上げます)、HOj用ギア付き車軸と取替え。床板の車輪の逃げ穴を改軌用に広げ、ダミーの軸受けと台枠の位置を、変更したぐらいの小加工。集電ブラシは裏返してネジ止め。フランジに当たる部分を斜めにカットしてタイヤ部分をこすらせるという荒療治をしています。
 以前メールした大井川鉄道井川線モーターカー風の塗装。でも木曽のイメージも残したかったので付属のディカールもしっかり使わせてもらいました。ディカールはインレタと違い慣れないので緊張しましたが、森川さんに在庫を問い合わせ、「心置きなく失敗してください」と言われておりましたので、正月明け一発目の工作で「エイッ!」と気合で。少々ずれましたが一応成功。後部ドアの段差で切れてしまい塗料でタッチアップ。一安心してオーバーコートのスプレーをして仕上げに。ここで油断して、窓枠の位置決め目標のためマスキングテープを車体に貼った時、ディカール部にくっついてしまい、右側前部ドア-後ろからぺロッとめくれてしまいました。以前プラモ専門店で手に入れていたマイクロスケール社の軟化液「マイクロソル」と共に買っていた「リキッドディカールフィルム」というちょっとドロッとした液を筆塗りし、とりあえずくっつけ直し。ちょっと白濁が残ってしまいましたがまあいいか。走りは調整の末、後進はスムーズなんだけど前進はもう少し調整を続けないと。ヒョコヒョコと走っております。
 大井川一族と並べると、なんか井川線を走っている情景があったみたいに思えてくるのは私の贔屓目かな。柴草さんのゴムベルトドライブの高度な技術や荒井さんの16.5mm改軌のダイナミックさには遠く及びませんが、本年完成第一号と相成りました。
 昨年末、ひょんなところで夕張の11号のキットを入手。(これだから茶箱が減らない!)夕張の資料を引っ張り出しています。蒸気以外にも、富士重製?モーターカー、スノウプロウDLなど木曽製品での改軌ネタがゴロゴロありそう。今年は私も「北海道濃度」が濃くなりそうな予感がしています。
     


2002/12/03
森川様こんばんわ。奥です。 先日は拙作を取り上げていただき有難うございました。  感謝DAYから帰り皆さんの作品や実物に触れ、製作意欲を沸かせております。とりあえず溜まった未着手茶箱を片付けるつもりです。手始めに木曽の酒井モーターカーの組立てから手をつけました。西野さんのHPにも掲載されている12ミリ改軌を真似させてもらいました。途中経過の写真を添付します。集電ブラシと台枠の処理、動輪の振れの有無が今後の課題か。ギアを入れ、モーターをつけて、塗装まで今月中に仕上げられるか。完成したらまた報告させていただきます。
 頒布会のゴンドラやC客も組立てを待っているし、助六の5トン、98、47、富士重工74、75…。年内にこれだけ仕上げるのは無理かなあ。鬼が笑う頃にはまた新たな茶箱が増えそうだし…。
 激動の?ここ数日の様ですが、御社の製品には期待しておりますのでこれまでにも増して応援させていただくつもりです。


2002/11/17
森川様、こんにちわ。神戸の奥です。泊り勤務明けで会社におります。めっきり冷え込んできました。明日の感謝DAY。冬道素人の私はクルマでの移動がちょっと心配なのですが、まあ、雪道や路面凍結に出くわさないように祈るしかないようですね。一応「スノーネット」とか言うすべり止めをトランクに積んでいますがまだ装着したことが無いもので…。今晩までに練習しとかなくては。(でもこちらでは季節外れで恥ずかしい?)
 やまばと号の仕上げ作業も昨日までにほぼ終わり、後は王マークとサボをつけるだけになりました。
 先日届いたウグイ川のジオラマに乗せて早速一枚=写真。でも、もう一つやることが…。相変わらずですが、台車を換えて、客車の12ミリ改軌を試みています。塗装前の写真でお見せします=写真。この時はカプラ-高さや転がりの悪さがあり、改良を加えてみました。明日(今日の午後)までに仕上げられるか微妙ですが、やるだけのことはやって、午前3時出発に備え寝不足にならないよう、20時には寝たいんだけど、どうなることやら。
 本日の更新で掲載されたやまばと号の車内。現地で確かめる前に見れてしまいました。こちらも黒板やブレーキハンドル、笠立てもつけたい…。きりがないかな=写真。それでは明日、楽しみにしております。
   


2002/03/19
森川様こんばんわ。ゴンドラは一升瓶つきですか。ウーム。買った!ビール党の私としてはビールケースの方が…なんちゃって。確か木曽のDLの手前にビールを冷やしてる写真で見た覚えがあるのですが。
  頒布会、ちょっと迷っていたのですがやっぱり申し込ませてもらいます。先日購入した有蓋貨車、1日で仕上がるぐらいの手軽な金属工作が手ごろな価格でできる感じが良いですね。この勢いでやまばと号の組立てに突入したいと思います。頒布会もそんな楽しみ方ができそうです。最後のモーターカーを2両注文したのは1両はHOjに改軌してみたいなーなんて考えています。大井川鉄道井川線の両国車両区で見たことがあるんです。パターンが私の工作台のネタと同じなんですけどね。
  ところで、さきほどの有蓋貨車の収納先に困っています。適当なハコを見つけるまでキットの袋にいれて仮住まいで塗装待ちなのですが、ちょっと可哀想。頒布会の車両たちもこんなことになっちゃうのでしょうか。乗工社キットのプラ箱もそうでしたが、完成したらホームレス(以前とれいんにも載ってましたね)。安価なのはうれしいのですが、やはり鉄道模型はそれなりの入れ物に入っていてほしいものなんですがねえ。ご検討よろしく。
★最後に大阪模型ショウの前売券送ってください。楽しみにしています。
 


2002/01/18
  もりこー様こんにちは。毎日HPを楽しみにしている神戸の奥と申します。ワーゲン製品はHOjを中心に集めてきたのですが、最近の怒涛の?木曽シリーズ製品化にHOeの勢力分布も増えつつあります。もともと小型車志向なので琴線に触れる製品が出るたび財布のひもが…。
  実は黒川さんの作品を見て、私もかつて問寒別の有蓋貨車で大井川のワフのような貨車ができないかと思い模型店の在庫を探し回ったことを思い出し、今回メールするきっかけとなったのです。結局キットが見つからず完成品を手に入れましたが、さすがにもったいなくてそのまま持っているのですが…。
  私のHOj入門のきっかけとなった乗工社の大井川鉄道井川線のDB1につなげる客車。HPで「問寒別のボギー客車のキット組立て講座」を見ていてふと思いつき、改軌して作ってみることにしました。ドア配置は反対ですが実物のスロフ1をイメージして、屋根のヒサシ部分をカット。ジャンパ栓や屋根上の手すり用穴をふさぎ、妻面によろい戸式ベンチレーター用の四角穴をあけ、ドアーの無いほうのボディー裾をアングルごとカット。これで上回りの加工は終わり。
  実物のスロフ1も1067mm軌間では日本最小のミニ客車ということでしたが、さすがに簡易軌道の客車はそれ以上に小さいようで、車体幅が狭く、9ミリから12ミリに改軌した台車は車体幅いっぱい。ショートを避けるため、台車の当たるドア側の裾も一部カット。ボルスターにワッシャをかませ1ミリ車体高をかさ上げ。簡単な改造のつもりでしたが、案外手間がかかりました。井川線の塗装をほどこし、レタリングをするとそれらしく見えてきたようですがいかがでしょうか。ただ小型車ゆえ他の車両と編成を組むとちょっと背が低い感じです。車内に椅子と乗客を乗せて以前製作した乗工社の丸瀬布(木曽王滝B14号客車)をつなげ、小編成を楽しんでいます。
  近く発売されるやまばと号にもかわいい乗客がついているということですが、やはり乗客が乗っている列車は生き生きとして見えますね。どんなものか楽しみにしています。
  また面白いものができましたらメールします。今後の御社の製品とHP楽しみにしています。
面白いものですね、趣味というのは。黒川さんの作品がきっかけになるなんて。私が正月に作ったDBTを見て、模型屋の在庫をあたりました、というメールも数通届きました。(もりこー)