皆さんの工作台から

木下さんからのお便り

2002/09/07
森川様  こんばんは、木下です。このたび、廻澤交通瀬羽間線に無蓋車「ト21」を導入しました。
  車体は全てプラシートで、床板はt1のプレーンシート、側板と床板はエバーグリーン社の2mm間隔の筋目板から製作しました。サイズは御社の「有蓋貨車ワ」に合わせてあります(有蓋貨車の床板から採寸して製作しました)。
  下回りは御社の貨車用下回りパーツ類を利用しました。ディテールアップパーツとして、16番用の貨車用票指しとφ0.3真鍮線で手すりをつけました。塗装はつや消し黒で、インレタは16番貨車キットのものを利用しました。社紋は前回同様、Nゲージ用のものを利用しています。
  塗装を除けば車体は1日で十分完成させることができました。それにしてもこういう小型貨車っていいですね。
こういった貨車というのは、何両あってもイイですよね。ふと思いついた時に作っておくと着実に増えていきます。(もりこー)


2002/03/30
こんにちは、木下です。安曇野通信も毎月、楽しく拝読させていただいております。
  素晴らしい出来と、なんとも愛らしいスタイルに惚れ惚れしてしまった「蒲原/庄内のモハ」のオーダーメード版の車両を、「廻澤交通 瀬羽間(せばま)線」として正式に導入いたしました。
  車両は現時点で3両で、「モハ101」「モハ111」「モハ121」と付番しました。(現在、再生産のオーダーメードを2両発注しています。これは「モハ131」と「モハ132」に付番される予定です。)当鉄道には他に、以前購入したワフ(通風器つき)程度ですが、そのうち機関車(松本のウエスチングハウス)あたりも欲しいところですね。
  社紋及び鉄道名は、Nゲージ用に作成していたデカールを使用しました。社紋は「めぐりさわ」の「め」の字をデザインしたものです。お立ち台は松川詠一さん作の展示台です。
  他の皆様のように高度な加工をしたわけではないので、恥ずかしい限りですが、車番と社紋が入っただけで、車両が生きてくるものですね。
  こんな内容でよろしければ、「皆さんの工作台から」へ記載してやってください。
イメージを膨らませる作業というのは、楽しいものですよね。木下さんはいわゆるNゲージからの転向組さんなのですが、今回のスペシャルオーダーを上手く利用されて、木下さんだけのモデルを手に入れられました。皆さんもXX鉄道や△△交通のオーナーになられたら?(もりこー)