シリーズ土工
バテロコ


なべとろに続く「土工シリーズ」はバテロコです。

バテロコとは「バッテリーロコ」の略称で、固い言葉で言えば蓄電池機関車です。

これにはメーカーによる違いや大きさなど実に多種多様ですが、40年ほど前にボクがこの目で見て「カッコイイな!」と思ったものを模型化しました。

当時はこの手の車両が好きな人間は「バテ連」と呼ばれ、正統派軽便たる「頸城」や「沼尻」を好きな人達からは一段低く見られたもので、「ニチユ」の写真を見せられ「踏め!」と云われても「お代官様、ふ、踏めませぬ!」と拒んだものでした(^O^)。

それが今ではすっかり市民権を得て、当社からも「トロッコ本」を出すようになるのですから、時代は変わったものです(^_-)-☆。

バッテリーは充電してロコの上に載せてコントローラーとケーブルで繋ぐので、ロコとは番号の違うバッテリーが装備されているのは頻繁で、同系列の鉱業所から流れてきた色の違うバッテリーを載せていたこともしばしばありました。

外観図ではそれを表現しているのですが、製品の部品構造はロコとバッテリーとは別部品になっているので、このような「芸当」も簡単にお楽しみ頂けるでしょう(^^♪。

なお、実際の軌間は609mm(稀に508mmのものもありました)で1/87に縮小すると7mmとなりますが、製品化にあたっては一般的な9mmで製造しております。





模型製品について

1.部品構成は台枠・バッテリー・コントローラー・ハンドブレーキ・椅子からなっており、いずれも高精密なロストワックス製です。

2.したがって半田付け作業は一切不要で、各々の部品を塗装してから接着するだけです。

3.今回の製品ではKATO製動力を使用する事により安定した走行をお楽しみ頂けます。

4.その動力とはこの路面電車に使われているもので、台車の中にその動力機構がスッポリと納まっているのが特徴です。

5.ただ、残念ながらこの動力をKATOから単体で提供して貰う事が叶わなかったため、製品に入れる事が出来ません。したがって、KATO製「富山ライトレール(税別標準価格\9500)」を別途お求め下さい。1両購入頂ければ2個の動力が発生します。

6.下の写真のように台車の一部をカッターで切り取り、リード線を半田付けするだけですので、塗装済完成品を御希望される方でも車体標記を転写する程度の気軽さで出来ると思います。

7.塗装済完成品では特に御指定のない場合は台枠もバッテリーも黄色に塗りますが、当社製「MWカラー」の中からどんな色でもお好みの色で仕上げることも可能です。

8.その場合は備考欄に指定色をお書きください。

9.もちろん当社の「朝顔カプラーシステム」にも対応しておりますので、実感的な姿がお楽しみ頂けるでしょう。
 なべとろコンクリートミキサー5m級ベルトコンベアと一緒にお楽しみ下さい(^_-)。

10.運転手はアルモデルから発売されているこの人形をお使いになると良いでしょう。

11.副読本として、ほぼ同時に発売される「奇天烈トロッコ」を読まれると、より一層お楽しみ頂けると思います。

 



バテロコ(ボディーキット)

ボディーキット ¥9800 未塗装キット ¥14700 塗装済完成品 ¥24500



なべとろ(1両単品)

トータルキット ¥3500 未塗装キット ¥7000 塗装済完成品 ¥8750

なべとろ(3両セット)

トータルキット ¥9600 未塗装キット ¥19200 塗装済完成品 ¥24000

なべとろ(5両セット)

トータルキット ¥14000 未塗装キット ¥28000 塗装済完成品 ¥35000



コンクリートミキサー

トータルキット ¥8500 未塗装キット ¥12750 塗装済完成品 ¥17000

5m級ベルトコンベア

トータルキット ¥3800 未塗装キット ¥6100 塗装済完成品 ¥8400



書籍・奇天烈トロッコ

¥4800



今回は少しでもお求めやすい価格を実現するために、箔押しの化粧箱を廃して袋詰め包装と致しました。
  (未塗装キット・塗装済完成品の場合は専用ラベルを添付した汎用箱に無償でお納め致します。
   また、トータルキットでこの箱を御希望の方には実費\600でお分け致します)




製品では形態を重視するために朝顔カプラー対応になっていますが、他社製品と連結させるためにはその車輌に(但し、KDカプラー対応の要あり)別売の「朝顔カプラー(木曽用)」と「朝顔カプラー用ピン」「朝顔カプラー用長いリンク」を取り付ける必要があります。その場合には製品と一緒に御予約ください。

朝顔カプラー(木曽用)\500(2個入)、朝顔カプラー用ピン\1500(10本入)、朝顔カプラー用長いリンク\500



塗装は当社製「MWカラー」の「MWC-02 ディープブラック(コントローラー用)」「MWC-13 ダークイエロー」「MWC-22 レッドブラウン(バッテリーの色を変える場合)」と「MWC-09 クリヤー」「MWC-10 フラットベース」「MWC-17 ダークグレー(ウェザリング用)」「MWC-52 MWシンナー(1リッター)」「MWC-53 MWプライマー」をお使い下さい。



*この製品は、受注開始をして一か月ほど様子を見て、その数に端数を加えた数量(例えば受注数が58両でしたら60両にして)を製造する方法にさせて頂く事に致しました。
従いまして、発売後の在庫は10両以下の極少量ということになりますので入手困難が予想されます。
御希望されるお客様は可能な限りお早めに御予約される事をお勧め致します。(2022.07.17)




*バラシ図が出来上がってきました。
これでこの製品の部品構成が御理解頂けると思いますが、製品に入っている部品は、ヘッドライトリム+レンズ以外は総て、精密なロストワックスのみ5点です(^_-)。(2022.07.27)




*この製品には写真のようなナンバーのディカールが付属致します。
文字の色は白と黒ですので、下地の色によってお選び頂けます。(2022.08.15)

 

*またバッテリー部分だけを分売する事に致しました。
バテロコというのは台枠部分とバッテリー部分が別個になっており、コントローラーからの配線がバッテリーのジャンパ栓へ結ばれるような構造になっています。
つまりデジカメと同じように、予備のバッテリーを充電している間に別のバッテリーを載せ替えて使っている訳です。
この情景をお楽しみ頂こうというもので、バッテリー本体+ヘッドライトリムx2+ヘッドライトレンズx2で1セットになっています。
ナンバーは製品に付属のものを御使用ください。
1セット \4000
但し、申し訳ございませんが、8月20日までにお申し込み下さい。それ以降は御希望に沿えない場合もございます。(2022.08.15)



*本日を持ちまして受注数量をまとめて、製造に入ります。
残りは5両以下となっておりますので、まだ御予約をされていない方で入手希望の方は、お早めに御予約される事をお勧め致します。(2022.08.17)



*本日を持ちまして別売のバッテリーセットの受注を締め切らせて頂きます。(2022.08.20)



 

*付属するナンバーディカールの試作品が出来上がったので、早速貼ってみました(^^♪。黒い文字の方は少しかすれ気味なので、再度試作を重ねて量産に入ります。(2022.08.19)



*御要望が多いので、別売の「バッテリーセット」を追加生産いたしました。(2022.10.12)



*この製品は完売になりました。(2022.12.28)



「バテロコ」キット組立講座