シリーズ九十九里
九十九里のキハ201


九十九里のキハ102〜104に続く気動車がこのキハ201です。

前者は丸山製でしたが、こちらは雨宮製で沼尻のガソ101とイメージとしては似ているのですが、よく見ると意外と違うことに気付かれるハズです。
 大きな違いはドアーが線対称の位置(左右いずれもエンジン側)にあること、車体の裾が一直線でないこと、エンジンが大きいことや妻面の屋根の違い(カーブを描いていなくて直線。そのためか沼尻よりも屋根が浅いです)などから、結構印象が異なります。
 当初は沼尻のガソのように後部に折り畳み式バケットがあったようですが、末期には撤去されているので、エンジンの違いと共に再現して中期型・末期型としてみました。
 もちろん夏姿と冬姿の両方で発売いたします。





模型製品について

1.車体側板は真鍮板を美しくエッチング処理したものをプレス加工して作り、それにディテール豊かなロストワックスを組み合わせるという手法を採りましたので、手にしたときの充実感も味わって頂けるのではないでしょうか?

2.単端でボクが拘っているのはエンジン周りのディテール。特にエンジン下のミッション部分を再現することによって、横から見た時の感じは良い雰囲気を醸し出してくれます。それは九十九里のキハ102〜104を御覧頂ければお判りになると思います。

3.運転席にはハンドブレーキや運転席などが装備されていますので、窓越しに見える風情が楽しめるようになっています。

4.中期型はエンジンが小さい時代、末期型は大型化された姿を再現しています。また、上にも書きましたように、中期型の背面には折り畳み式のバケットが装備されます。

5.最近の単端の設計作法に則り、2個モーターとして床下のスケスケ感を重視しましたので、横から見た時にブレーキテコなども良い感じで見えます。

6.中期型には「MWC-20 ミディアムブルー」と「MWC-21 レッドブラウン」、末期型には「MWC-21 ネイビーブルー」と「MWC-21 レッドブラウン」で塗られると良いでしょう。特に御指定のない場合、塗装済完成品ではそのように塗らせて頂きます。

7.この製品でも窓がランダムに開いた状態の「夏姿」と閉じた状態の「冬姿」での発売を致します。正面下部の通風口も同様です。

8.アルプスモデルからはこのシリーズ発売に合わせてインレタも発売予定となっております。こちらは準備ができましたら御案内させて頂きますので、楽しみにお待ちください。



九十九里のキハ201(中期型、夏姿・冬姿)

トータルキット 各¥27000 未塗装キット 各¥54000 塗装済完成品 各¥67500

九十九里のキハ201(末期型、夏姿・冬姿)

トータルキット 各¥27000 未塗装キット 各¥54000 塗装済完成品 各¥67500



今回は少しでもお求めやすい価格を実現するために、箔押しの化粧箱を廃して袋詰め包装と致しました。
  (未塗装キット・塗装済完成品の場合は専用ラベルを添付した汎用箱に無償でお納め致します。
   また、トータルキットでこの箱を御希望の方には実費\800でお分け致します)




製品では形態を重視するために朝顔カプラー対応になっていますが、他社製品と連結させるためにはその車輌に別売の「朝顔カプラー(九十九里用)」と「朝顔カプラー用ピン」「朝顔カプラー用長いリンク」を取り付ける必要があります。その場合には製品と一緒に御予約ください。

朝顔カプラー(九十九里用)\500(2個入)、朝顔カプラー用ピン\1500(10本入)、朝顔カプラー用長いリンク\500



塗装は当社製「MWカラー」の「MWC-02 ディープブラック」「MWC-03 クリーム」「MWC-11 ライトグリーン(ハンドブレーキ用)」「MWC-20 ミディアムブルー」「MWC-21 ネイビーブルー」「MWC-22 レッドブラウン」と「MWC-09 クリヤー」「MWC-10 フラットベース」「MWC-17 ダークグレー(ウェザリング用)」「MWC-52 MWシンナー(1リッター)」「MWC-53 MWプライマー」をお使い下さい。



DCC運転をされる方は別売の「Digitrax製DZ126デコーダー」を一緒にお求め下さい。
また、塗装済完成品でも御希望の方には組み込みを致します。

DZ126デコーダー\3500 塗装済完成品に組み込みの場合はその価格から\4700UPとなります。



*この製品は、受注開始をして一か月ほど様子を見て、その数に端数を加えた数量(例えば受注数が58両でしたら60両にして)を製造する方法にさせて頂く事に致しました。
従いまして、発売後の在庫は5両以下の極少量ということになりますので入手困難が予想されます。
御希望されるお客様は可能な限りお早めに御予約される事をお勧め致します。(2022.05.01)



*5/1の受注開始後、あと1週間でとりあえず受注数を集計して製造に入ります。
この後で御予約を頂いても御希望に沿えるかは不確実ですので、御希望される方は出来れば1週間以内に御予約願います。(2022.05.25)



*本日を持ちまして受注数量をまとめて、製造に入ります。
いずれのタイプも残りは5両以下となっておりますので、まだ御予約をされていない方で入手希望の方は、お早めに御予約される事をお勧め致します。(2022.06.01)





*薄い屋根板と中期型用ボンネットの試作品が出来上がってきました(^_-)。なかなかイイ感じに仕上がっています(^_-)-☆。(2022.06.01)



*現在の在庫状況はこちらを御参照ください。



「九十九里のキハ201」キット組立講座



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