シリーズ立山砂防軌道
立山砂防の保冷車*9-10-8型
立山砂防の上部点検車*12-10-1型


新機軸になってグッと近代化された人車には、今までになかった車両たちも登場しました。
それらが保冷車であり上部点検車です
用途はそのものズバリで、水谷の合宿所に持ち上げる新鮮な食物を運んだり、軌道の上を点検するための車両ですが、これらは前後非対称であったり屋根に大きなガラス窓が装備されたりしているので、人車列車に組み込むと一層魅力が増すこと請け合いです(^^♪。

ただ、これらはカニ21やナハネフ22のように(例えが古い!)各1両しか使われないため(きっと皆さんは各1両しか買って頂けないでしょう)、どうしても高めになってしまうことを御了承ください(^_-)。

なお、実際の軌間は609mmで1/87に縮小すると7mmとなりますが、製品化にあたっては一般的な9mmで製造しております。



立山砂防の保冷車*9-10-8型



前後非対称で前後左右でもスタイルが異なっています。屋根上には冷房機器が載っているため、その部分は一段低くなっており、全高も人車より僅かに低いのも特徴です。



立山砂防の上部点検車*12-10-1型



他の人車は凸型の屋根をしていますが、この車両だけは大きな窓があるために三面鏡のようなスタイルをしています。
しかも側板から妻面へは窓柱のない大きな窓があるため開放的で、まるで展望車のようです。



模型製品について

1.上まわりはオーソドックスに美しくエッチング加工された真鍮板をプレス加工をしたものにロストワックス製の特徴ある屋根を被せ、前後の解放テコ受けや電気配管は細密なロストワックスで仕上げました。

2.下まわりはこれまた細密なロストワックス製の台枠を一体で表現して、それにサイドブレーキを添えるような構造になっており、ようやくここへきてブレーキシューも装備されたことから、これも別部品として加えました。

3.このように本格的な客車のキットでありながら組み立てやすさをも考慮した設計となっておりますので、出来上がって手にされた時の充実感も充分備えております。




立山砂防の保冷車*9-10-8型
立山砂防の上部点検車*12-10-1型

各 トータルキット ¥13800 各 未塗装キット ¥27600 各 塗装済完成品 ¥34500



今回は少しでもお求めやすい価格を実現するために、箔押しの化粧箱を廃して袋詰め包装と致しました。
  (未塗装キット・塗装済完成品の場合は専用ラベルを添付した汎用箱に無償でお納め致します。
   また、トータルキットでこの箱を御希望の方には実費\600でお分け致します)




製品では形態を重視するために朝顔カプラー対応になっていますが、他社製品と連結させるためにはその車輌に(但し、KDカプラー対応の要あり)別売の「朝顔カプラー(立山砂防用)」と「朝顔カプラー用ピン」「朝顔カプラー用リンク」を取り付ける必要があります。その場合には製品と一緒に御予約ください。

朝顔カプラー(立山砂防用)\500(2個入)、朝顔カプラー用ピン\1500(10本入)、朝顔カプラー用リンク\500



塗装は当社製「MWカラー」の「MWC-02 ディープブラック」「MWC-03 クリーム(保冷車のエアコン・屋根通風口用)」「MWC-15 ライトレッド」「MWC-19 フレッシュグリーン」と「MWC-09 クリヤー」「MWC-10 フラットベース」「MWC-17 ダークグレー(ウェザリング用)」「MWC-52 MWシンナー(1リッター)」「MWC-53 MWプライマー」をお使い下さい。

*この製品は、受注開始をして一か月ほど様子を見て、その数に端数を加えた数量(例えば受注数が58両でしたら60両にして)を製造する方法にさせて頂く事に致しました。
従いまして、発売後の在庫は10両以下の極少量ということになりますので入手困難が予想されます。
御希望されるお客様は可能な限りお早めに御予約される事をお勧め致します。(2023.07.16)





*既に新規ロストワックスのサンプルが出来上がっています(^^♪。(2023.07.16)



*本日を持ちまして受注数量をまとめて、製造に入ります。残りは各々5両以下となっておりますので、まだ御予約をされていない方で入手希望の方は、お早めに御予約される事をお勧め致します。(2023.08.16)



*現在の在庫状況はこちらを御参照ください。



「立山砂防の保冷車*9-10-8型・上部点検車*12-10-1型」キット組立講座



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