沼尻のサハ8・9・10U ![]() 沼尻のガソ101Uとペアーを組ませるとピッタリお似合いなのが「サハ8〜10」です。 この「サハ」も人気のある製品だけに何回も再生産を繰り返し、2009年を最後に暫く製造しておりませんでしたが、今回ヴァージョンアップをしてUとして発売する事に致しました。 以前の製品は8〜10の平均値というか、各々の特徴を巧みに組み合わせたものでしたが、今回の製品では明確に区分けして、ハッキリと違いが分かるように致しました。 詳細は下記の外観図や文面をお読み頂ければお判りと思いますが、これで「沼尻のサハ」の決定版の登場となります。 ![]() ![]() ![]() 模型製品について 1.車体側板は真鍮板を美しくエッチング処理したものをプレス加工して作り、それにディテール豊かなロストワックスを組み合わせるという手法を採りましたので、手にしたときの充実感も味わって頂けるのではないでしょうか? 2.サハ8〜10の一番分かり易い違いは「車体裾の補強板の形」です。側面のみならず妻面の補強板も総て形が違います。 3.次に分かり易い点は、サハ8だけは車体側面に縦のリベットがあることと、ドアー上の雨樋が直線状(サハ9〜10は円弧状)なことです。これは実車のメーカーの違いによるもので、サハ8は1931年岩崎レール製、サハ9〜10は1933年新潟鉄工製です。 4.そしてもうひとつの相違点は、サハ8だけは前後妻面の向かって左側の窓には中桟がある点です。但し、この中桟は末期には取り払われてしまいましたが、サハ8の特徴のひとつとして再現してあります。 5.最後に塗装の塗り分けラインも異なります。サハ8と10のドアー部は凸型に塗り分けられていますが、サハ9は直線状で、しかも雨樋部分がライトブルーに塗られています。 6.外観図はいずれも客室窓が開いた状態の「夏姿」となっておりますが(この開き方もサハ8〜10で総て異なります)、閉じた状態の「冬姿」もお選び頂けるようになっております。 7.また外観図は総てライトブルーとクリームのツートーンで書かれておりますが、完成品は初期のダークグリーンでも発売致します。その場合にはオーダーシートの「その他・ご要望等」の欄に「旧塗装希望」とお書き込み下さい。 沼尻のサハ8U 沼尻のサハ9U 沼尻のサハ10U(各々、夏姿・冬姿あり) トータルキット 各¥12800 未塗装キット 各¥25600 塗装済完成品 各¥32000 今回は少しでもお求めやすい価格を実現するために、箔押しの化粧箱を廃して袋詰め包装と致しました。 (未塗装キット・塗装済完成品の場合は専用ラベルを添付した汎用箱に無償でお納め致します。 また、トータルキットでこの箱を御希望の方には実費\800でお分け致します) 製品では形態を重視するために朝顔カプラー対応になっていますが、他社製品と連結させるためにはその車輌に別売の「朝顔カプラー(沼尻用)」と「朝顔カプラー用ピン」「朝顔カプラー用長いリンク」を取り付ける必要があります。その場合には製品と一緒に御予約ください。 朝顔カプラー(沼尻用)\500(2個入)、朝顔カプラー用ピン\1500(10本入)、朝顔カプラー用長いリンク\500 塗装は当社製「MWカラー」の「MWC-02 ディープブラック」「MWC-03 クリーム」「MWC-07 ライトブルー」「MWC-08 ダークグリーン」「MWC-17 ダークグレー」と「MWC-09 クリヤー」「MWC-10 フラットベース」「MWC-52 MWシンナー(1リッター)」「MWC-53 MWプライマー」をお使い下さい。 車体標記ナンバーは、別売のアルプスモデル製・沼尻インレタA、磐梯急行社紋、サボをお求め下さい。 *サハ8の夏姿は完売になりました。(2020.10.05) *サハ9は完売になりました。(2020.11.07) *サハ10は完売になりました。(2021.08.03) *サハ8の冬姿も完売になりました。(2021.11.11) |