HP開設5周年記念発売製品 木曽の木片専用無蓋車U この製品は当社のHP開設5周年を記念して製品化されたものです。同じヒノキ材を運搬するものでも運材台車とは一風変わっているので、運材列車に1輛組み込むと編成に変化が出て面白いでしょう。また、木曽にこだわらずに製材工場の専用車に仕立てても良いのではないでしょうか? 製品ではフラットトップとステイクポストをロストワックスとすることにより組み立てが簡単に、しかも豊かなディテールを、という魅力を両立させることが出来ました。 3周年記念発売のときには、鋼製台車を履かせましたが今回は木製台車。より無骨な感じが表現できたのではないか、と思っています。 第1回 1.まず、フラットトップにステイクポストを半田付けします。ボスを穴に差し込むようになっているので、作業は簡単でしょう。但し、ステイクポストの取付ボスは短くカットしておきます。ロスト同士の半田付けですから、ステンレス用のフラックスを薄めて使うと、半田の流れが良いでしょう。 2.ボルスターを半田付けしますが、ボルスターが目一杯外側にくるように半田付けしましょう。ガラス板などの上に400番位の紙ヤスリを置いて、ボルスターの下面を平らに仕上げておけば万全でしょう。 3.台車の組み立てです。軸受を台車枠に差し込んで瞬間接着剤で接着します。中枠にはエンドビームを半田付けしてから、写真のようにデッキ側でない方のエンドビームを斜めにヤスッて下さい。それが済んだらブレーキテコを半田付けしてからブレーキポストを半田付けします。 第2回 1.塗装に掛かります。全体を木の色(作例ではマッハ模型の132番神戸市電上部色を使用しました)に塗って、それからステイクポストの上端部と取付部を黒く塗ります。塗装が乾くまでの間に、公園でも散策して細めの落枝でも拾ってきて、55mm程度にカット。それを載せてみましょう。 2.台車を1.4x2mmビスを使って組み立てますが、軸受部分には当社扱いの「ケーディー社製グリーセム」を塗っておくと、驚異的に滑らかな回転が得られるようになります。ブレーキシューを接着してからセンターピンで床板に止めて出来上がりです。 |