Chapter.8「貯水タンクと地面の工作」の巻

 

さて、このホッパー棟の手前には車輪洗浄装置があるのですが、その水源は近くの沢から引いてきているという想定なので、貯水&濾過タンクを作りました。
 むかしスクラッチビルダーで鳴らしたこの腕で、真鍮板にリベットを打ってタンクを作ろうかと思ったのですが、自作のリベット打ち器はあっても、何処を探しても「ボイラー丸め器」が見当たりません。
 仕方がないので何か丸い物はないかな?と思って閃いたのがSLのボイラー(*^^)v。
「真谷地の8100」のボイラーが一番使いやすそうなので、これを糸ノコで切り刻み始めました(^_-)-☆。
 ボイラーには煙突をはじめとして様々な部品の取付穴が開いていますので、それを塞ぐために「ボイラー補強板」を本来とは異なり外側に適宜切って半田付けをして、これにハンドルを付けて何かの(^O^)点検口としました。

 

2mm厚のバルサ板でコンクリートの土台を作ってやり高さを出して、石積みに送水パイプを植え込む穴を開けてやりました。
 線路側にはこれから網目板で点検蓋を作るつもりです。
 塗装は湘南グリーンで塗り、タミヤのウェザリングマスターでサビを浮かせてやりました。
 さて、これでコンクリートの基礎が必要なものは終わったので、地面の工作に入れます(^^♪。

 

さて、土の流し込みです。使う材料はいつものタミヤのテクスチャーペイントのライトサンド。
 シンナーで少し薄めたものを攪拌した棒を使いながら流し込み、細部には太目の筆で押し込んでいきました。

 

 

朝起きて昨日流し込んだテクスチャーペイントの様子を見たら、予想通りに見事に縮んで陥没していました(^O^)。
 これじゃとてもボクのイメージしている路盤の感じにはなりません。
 そのイメージとはバラストは土に埋もれて、枕木も踏み慣らされた感じ。いわばこの実物の写真のような感じです。
 結局のところ、この上から水で溶かした石膏を流し込み、更にこれが生乾きのうちに石膏を茶こしで振り掛けることにしました。例のズリ捨て場の崖と同じ手法です。

 

 

ズリ捨て場線は手押し軌道なので、レールの間は踏み慣らした感じにするため、指先で均しておきました。
 崖っぷちのズリ捨て線は崖と同じデザートイエローに、それ以外の部分にはフラットアースを、これらが乾いたところでフラットアース+フラットブラックを混ぜたものでニュアンスを着けていきました。
 向こう側の山肌も同様にフラットアースでニュアンスを着けておきました。これでかなりボクが欲しかった感じになりました(^^♪。
 詰所の前には写真のような雰囲気で池を作るつもりなので、小石で枠を作り、中に砂を撒いて木工ボンドで目止めをしておきました。
 赤い太鼓橋をどうやって作ろうか、それが楽しい悩みだったりします(^_-)-☆。