Chapter.18「地面の仕上げと小物の用意を」の巻

 

パネルに撒いた「土」もどうや乾いたようですので、着色をしていきます。
 例によってXF-52を極く薄く溶いたものを何回も何回も塗り重ねていき、その後もこれまた例によってXF-1を塗り重ねてニュアンスを付けていきます。

 

これが着色を終えた地面ですが、写真でもお判りのように、単一な色調にならないようにするのがコツです。
 決して綺麗に塗ろうなどと思わない事です。

 

これも完全に乾くまでは時間が必要ですから、他の作業に移ります。
 前回作っておいたベルトコンベアとブルーシートを積換小屋に設置します。
 屋根の下になるので目立たない場所ですが、目線を落とせば見える訳で、特にブルーシートの強烈な色は良いアクセントになります(*^^)v。

 

そろそろ小物も用意しておきます。
 例によってエコーモデルの製品のオンパレードですが、何を使って何処に配置するのか、という事を考えるのも楽しい作業です(^^♪。

 

市販品だけではつまらないので、駅前に観光案内看板を作ってみました。
 沼尻鉄道は磐梯山の麓を走る鉄道で、沼尻温泉を始めとして、観光地には欠かせない場所でしたから、それを盛り込んで(^_-)。
 フラットホワイトで着色した看板に面相筆で入魂の絵を描いていく訳ですが、こういった超細かい作業にはこの「Winsor & Newton」の筆を愛用しています。
 1本1000何百円かしますが、一度使うと手放せなくなり、当然扱いも丁寧になるので、意外と長持ちするものです。


ということで、地面の着色も乾いたところで小物を配置していきました。
 次は草撒き作業に移ります。草を撒くと緑色の色味が加わり、ぐっと情景も生き生きとしてくるハズです(^^♪。