Chapter.15「いよいよバラストを撒いていきます」の巻

 

いよいよ地面の仕上げ作業に入ります。
 ここからは毎度同じ作業なので、以前のレイアウト製作記と同じになりますが、流れとして一応書いておきます。
 まず、建物のコンクリ土台を作ってグレーに塗っておきます。
 これを作っておかないと、地面を仕上げた後で建物を建てることが出来なくなるので(実物と同じですね)(^O^)。
 この段階でターンテーブルや測重台の部分をガムテープでマスキングしておきます。
 その後で枕木&レールをフラットアースで原液のまま塗装します。
 とにかくこのフラットアースという塗料は今後多用しますので、買いだめをしておきます(^_-)。

 

 

これが乾いたらバラスト撒きですが、ボクはいつもKATO製の明灰色細目というNゲージ用を愛用しています。
 まず、小さなスプーンを万力で潰した専用のものでバラストを撒き、平筆で均していきます。
 チマチマと10cmぐらいずつ進み、ようやくバラストを撒き終わったら固着作業です。

 

用意するものは水を入れた霧吹き・木工ボンド水溶液・スポイトです。
 霧吹きと木工ボンドの水溶液には僅かに中性洗剤を垂らしておき、浸透をよくします。
 但し、あまりボンドを薄くしたり、洗剤を多く入れすぎると乾燥が遅くなってしまいますので要注意。
 まず霧吹きで霧雨が降るような感じでバラストを濡らし、そこへスポイトに吸い上げた木工ボンドの水溶液を垂らしていきます。
 中性洗剤のお蔭で気持ち良くボンドが浸透していくと思います。

 

この状態で明日の朝まで放置。
 乾き待ちの時間を利用して、いずれ必要になる「ポイント限界標識」を作っておきました。
「ポイント限界標識」とは「ここから先に停めたら、別の分岐線から来た車両にぶつかってしまいますよ」という意味の標識で、Yの字の股の部分に設置します。
 普通は地面からチョットだけ頭を出しているだけなのですが、流石に積雪地帯だけあって背が高いです(^^♪。
 1.5mm角の桧棒を20mmにカットして、先の4面を斜めに切り落とし、下の5mmは丸く削って差し込み部としておきました。
 エナメル系の白色を塗って乾いたところで、水性のロットリングペンで根元と上から僅か下を鉢巻状に黒く。
 これも乾いたところでフラットクリヤーを吹き付けてオーバーコートしておきました(^_-)。