Chapter-6.「大きな看板と屋根作り」の巻

 

どうしてもやりたかったのが線路脇の大きな看板。これは駅名標と違って白地なのでパソコンで文字を打ち出せます。
まあ、適当なお店の名前を書いたのですが、こういう段階に入ると俄然楽しくなってきます(^_-)-☆。
1mm角の桧棒で枠を作ってフラットブラックの溶液で着色してから看板を貼り、地面に設置しました。

 

大きさのニュアンスを見るために車両を置いてみましたが、なかなかGOOOOOOOD!
そんなことをやっていたら、青森さんからメール。「上総片貝は濁らずに「かたかい」ですよ〜」と(^O^)。
そこで折角作った駅名標ですが剥がして、もう一度入魂の面相筆で作り直しました。
前のよりも細く書けたから「災い転じて福となす」ですネ(^_-)。

 

波板が届いたので車庫と駅舎の屋根作り。使った波板はキャンベル製のアルミ箔のもので、ピッチは0.7mmです。
今まではエコーモデル製の真鍮製波板を使っていましたが、希望するサイズにカットするのも大変で、糸ノコもしくはカッターで何度も何度も繰り返さなければなりませんでした。
しかしキャンベルのものは軽く2回も繰り返せば綺麗にカットできて、しかも波板の逆向きに切った場合でも同様で、アルミ箔だからと云って切っても山が潰れること(これが心配でした)はありませんでした。
ちょっと高いのが難点ですが、作業性と仕上がりを考えれば決して高くはないでしょう。
車庫の方は単純な切妻造ですから良いのですが、駅舎の方は寄棟造ですからチョット面倒でした。
まず台形の部分の台紙を正確に測り、その寸法でカットして貼り付け。
その後で三角形の部分も同様にして、合わせ目は4mm幅にカットしたコピー用紙の半分の所に軽くカッターを通して折り目としてから貼りました。
これは長めに作っておき、乾燥してから現物合わせでカットします。

 

 

塗装は差し掛け屋根と同様にミスターカラーの艦底色を筆塗り。
幅広の筆を使いましたが、敢えて塗りむらが出来ても気にせず、むしろそれを歓迎するような気分(^O^)。
最後にウェザリングマスターのサンドでお化粧をしてからベースボードに接着しました。
ここまで行くと完成間近の喜びが湧いてきますネ(*^^)v。