試作品のことなど

 

「木曽モジュール倶楽部」のメンバーにお願いして、盛んにテスト(拷問テストというそうな)をして頂いたのが写真左の試作品です。何せ「ボギーDL」にKATO製Nゲージの20m級客車を15輌牽かせたり、連結開放を150回も繰り返したりするのですから、正に拷問。Bタイプは「どんぐりカプラー」をエッチング化したもので2mm幅ですが、他のは1.5mmに狭めてあります。理屈上はこの幅が狭い方が、首を余計に振れるというわけです。
 一方、朝顔カプラーが右の写真です。高さの違いで3種類ですが、クランク状になっているタイプは、上下をひっくり返しても使えるので、都合5種類の高さに対応できる理屈です。
 写真の状態で左から順にレール面からカプラーの中心までの高さが4mm(350mm前後のAグループ)、5.8mm(450〜530mmのCグループ)、7.0mm(560〜610mmのDグループ)で、左のを上下逆さにすれば10mm、右のを上下逆さにすれば4.5mm(400mmのBグループ)になりますが、10mmなんていうのは流石にありませんから、実際には4種類に対応可能ということになります。