Chapter.5「線路の敷設と路盤仕上げ」の巻

 

松本の模型店に行ってきました〜(^^♪。これだけあれば暫くは大丈夫でしょう(^O^)。
それにしても、これだけで3000円(@_@)。高くなったものですね〜!

 

買ってきたシンナー1瓶に対してフラットブラック1瓶の割合で混ぜて、地面の塗装に備えます。
少し濃くなってしまったもの(とは云っても結構薄いですが)は、これはこれで使い道もあるでしょうから、濃い薄いの表示をしておき、次回の使用に備えます。

昨日は地面にフラットアースを塗りましたが、完全に乾くと色が薄くなっていますので、これにフラットブラックの溶液を塗っていきます。
これと同時に岩肌や石積みの部分も着色をしています。
この作業を2〜3回繰り返しますが、最初はベタに塗り、2回目からはニュアンスをつけながら塗って変化を出します。つまり「いい加減=良い加減」で、これが大事です(^O^)。
塗る塗ると書きましたが、実際には太い筆で塗料を置くような感じですから、この40cm角の面積で250ccの瓶の約半分を使ってしまいました。

土砂崩れの部分のコンクリート橋は作業に影響がないので、橋脚ともどもこの前の段階で接着されていますが、地面や岩肌を着色したこの段階で他の橋も接着してしまいます。

 

予め2mm厚のバルサ板から2mm幅・20mmの長さに切ってフラットブラックの溶液で塗っておいた枕木を準備します。
これは前回作った「松本製材のレイアウト」の時に大量に作っておいたものです。

 

橋脚は台枠に接着しましたので、橋に6mmピッチで並べていきます。
このピッチは色々と違う間隔で試してみて得た寸法で、ボクとして一番感じが良かったものです。
並べておいた状態のまま、1本ずつピンセットで摘まんでは木工用瞬間接着剤を塗ってはその場所に戻して接着していきます。
結構肩の凝る作業でしたが、出来上がってみればその肩の凝りも解けます(嘘です)(^^♪。

 

 

さて、線路の敷設をします(^_-)-☆。
まず、想定したカーブに線路を曲げて、橋梁の部分の枕木を取り除きます。この部分は敷設をしてしまうとレールに色を塗りにくいので、ここだけはフラットアースで塗って乾かします。
そして要所要所の枕木にドリルで穴を開けながら線路を小釘で路盤に止めていきます。
その後に両端の不要部分を糸ノコでカットしてから、枕木とレールをフラットアースで塗ります。

 

 

さて、いよいよ路盤に土を撒きます。材料はいつもと同じテクスチャーペイントのライトサンド。
これでイイのかなあ〜と思うような色ですが、濃い色だと後で色々と出来なくなりますので、薄い目の色の方が良いのです(^_-)。
原液ですとかなりドロドロですので、アクリル系シンナーで埋めてやり、これを刷毛で塗っていきます。
前にも書きましたが、今回は土に埋もれた感じにしたかったので、敢えてバラストは撒いてありません。

ガッビーン~(>_<。)~
流石に夏季ですからエアコンを入れた部屋でも乾燥は速く、テクスチャーペイントは5時間後にはコチコチに固まりました。
しかもかなり引けて(@_@)。
猿も木から落ちると云いますか、平面ならいざ知らず、こういう部分にテクスチャーペイントを使っちゃいけないという事を忘れていました(^^ゞ。
寝る1時間前になっていましたが、急遽石膏を溶いて刷毛で塗りつけていき、さらに茶こしで石膏の粉を振り掛けていきました。
そして翌朝。すっかり雪景色になった路面。
外に持ち出して息を吹きかけたりボードを叩いたりして余分な固着していない石膏を取り除き、レールに付いた石膏をキサゲ刷毛で除去。