Chapter.13「草を植える」の巻

 

小川に流し込んだレジンが固まるのを待つ間に一部の草撒きをしました(^^♪。
 まず、基本的に季節は道東の早春。まだ寒いながらも段々と春の足音が近づき、日当たりの良い場所の草はいち早く色づいてきています。逆に日陰になった部分の雪は根雪のように残っています。
 今回のレイアウトでは写真の下側を南、上側を北と設定しました。
 やったのはその南側の草撒きで日当たりの良い方です。

 

 

今回は新しい素材の「MARTIN WELBERG」の製品を初めて使ったのですが、写真で見る限りでは普通の「草の束をピンセットで摘まんで、そこに木工ボンドを付けて植え込んでいく」ものだと思った1種類が、いわゆる「草マット」だったんです。
 通常「草マット」というのはBUSCHの製品で代表されるように「いかにも牧草地?」といった感じで敬遠してしまうのですが、これは全く違ってかなりリアル。
 だったらこれをそのまま貼り付けてみようか、となった訳です(^_-)。
 ゴム系接着剤でこれを貼り付けてから、余計な部分はカッターで切り取ります。
 縁の部分はクッキリと「ここから草地」みたいになってしまいますので、そこはウッドランドのコースターフを木工ボンドの溶液で固着して境目をボカしておきました。

 

しかし、このままでは早春というよりも春、もしくは初夏の感じになってしまいますので、名残雪を降らせて北側との統一感を出すことにしました。
 そこでベニヤ板の切れはしに例のマットとコースターフを、もう1枚のベニヤ板には北側に使う予定の草や下草を貼り付けて、霧吹きで水を撒き、穴を小さくした特製の茶こしを使って石膏を振り掛けて試作してみました。
 おお! イイ感じじゃん(*^^)v

 

これで自信が付いたので、これから南側に名残雪を降らして、春から早秋に衣替えしていきます(^_-)-☆。
 南側半分に名残雪を降らせ終え、駐泊所と軌道事務所兼待合室の裏手には濃いめに雪を降らせておきました(^_-)。
 ターンテーブルの中も忘れずに(^O^)。

 

北側にも草を植えて、建物にも北側は強めに、南側は弱めに雪を少し被せておきましたが、一応、軌道事務所の煙突の周りはティッシュでマスキングをして降らさないようにしておきました(^_-)。
 建物に降らせた雪は、ちょっと触ったら禿げたので、クリヤーラッカーを吹付てコーティングしておきました(^_-)-☆。