よもやま話

2024/04/28 新しいステイクポスト2種

2月のこの記事で従来のものとは違うスタイルの運材台車のステイクポストを設計する話を書きましたが、昨日、試作品が出来上がってきました(^_-)。
滑り止めにギザギザではなくイボイボの付いた日本農林機械用のものと、軽量化を図ったような岩崎製後期型用のものの2種類です。
これでバリエーションが増えて、それらが混在する楽しさが出来ると思います(^^♪。
近いうちにこれらを組み合わせた運材台車の受注を始めるつもりですので、楽しみにお待ちください。


2024/04/21 木曽の酒井製7〜8tDLV

 
モデルワーゲンのFacebookを御覧になっている方は毎日の進捗状況を御覧になっているのでお知りでしょうが、そうでない方のために今ボクがやっている仕事を御報告しておきます。
実は木曽の酒井製7〜8tDLUから8年も経っている事に気付き、半開ボンネットだった84号機を全開を、全開ボンネットだった107号機を半開を(王滝村有7tDLは真夏は夏休みだろうから半開のままで)追加してVとして発売したらどうかな?と考えた訳です。
そこで新たに必要となる部品の設計を終えて、昨日まで外観図のトレースをしていました。
いずれ受注開始になると思いますので、その時は宜しくお願い致します(^_-)。

2024/04/12 魚梁瀬の酒井製5tボギーDL、再び

2014年の正月の大風呂敷を最後に予定品から姿を消したこの機関車。
実は監修をして頂いている林鉄研究家の西 裕之氏からストップが掛かっていたのです。
イマイチこの外観で良いのか確信が持てないから、という理由で。
ボディーシェル以外の部品は殆ど他の5tボギーDLと共通ですので、部品は仕込んであったのですが。
「待てば海路の日和あり」とは良く云ったもので、10年間待った甲斐があり、「高知 魚梁瀬山の林鉄」という新しい資料本が出てきて、この外観は何とL-118という番号の機関車と、在籍リストに載っていない謎の機関車の外観が混じっていたものだと判明しました。
まさかもう1両の5tボギーDLが在籍していたとは夢にも思いませんから、数少ない写真からボクと彼とで考えに考え抜いて、このような外観に落ち着いたのですが。
ということで、もう一度外観図を描き直すところから始めますが、この2両の5tボギーDLは大雑把に云えばこの図の上と下のような違いがありますので、結構外観には大きな相違があります。
新しい資料本ではL-118とL-117(謎の5tボギーDLの方)と附番されていますので、こちらもそのように考えることにしますが、魚梁瀬の酒井製5tボギーDLの特徴である大きくカプラーが突き出してデッキテスリのある姿は同じですので、木曽や早口といった他の酒井製5tボギーDLと違った魅力を醸し出してくれるのではないでしょうか?


2024/04/05 これから暖かくなる季節ですが(^O^)

途中、優先してやらなければならない仕事があったので中断したりしましたが、2月上旬から始めた「木曽のラッセル車」の設計を昨日完了しました。
特徴ある三角形の補強リブのある上部や、もちろん前部のプロウ部分などは細密なロストワックスとして、車体本体はプレス加工。
要するにいつもながらの手法でまとめ上げてみましたが、「小粒でピリリ」とした製品になると思います。
ウチの「ラッセル車」はガレージの中に先日仕舞ってしまいましたが、これから暖かくなる季節に発売しても買って下さいますよね?(^O^)?