2007/12/30
年の瀬の上田交通


毎年恒例となっている年の瀬の上田交通詣り。年末のせわしなさから抜け出して、静かな待合室でボケーッとしていると、時の経つのを忘れてしまうほど平和です。

この一年を振り返ってみると、「沼尻のワフ」の発売から始まり、「魚梁瀬の野村組DL」「高知の小関式木製運材台車」「青森営林局の協三製DL」「富士重工製モノコック運材台車」「木曽の酒井製モーターカーX」「歌登のマイクロレールバス」「木曽のゴンドラ3種」、再生産では「沼尻のサハ」「ナロー用デッキガーダー」や「木曽の楕円タンク車」といった製品群をリリースしてきました。こうやって見てみると、多かったような気もしますが、案外予定していた製品を発売できなかった残念さもあります。
 その代表格が「助六の酒井製5tDLX」です。ここ数年間で新しくお得意様になられた方々を中心に「早く再生産を!」という声を頂いておりながら、それが実現できなかったことがとても残念です。安曇野通信にも書きましたが、このXは新機軸を盛り込んで、まさに万全の体勢でいま準備中です。来年の春にはその姿をお見せすることが出来ると思いますので、どうぞ御期待下さい。

ちょうど中塩田駅で撮影を楽しんでいるとき、この待合室を清掃してくれている近くの女性が見えました。そのオバチャンは会社から清掃を委託されている訳でもなく、いわばボランティアで買って出ているそうです。だからこのような、暖かいもてなしにも似た空間を作れるのですね。そのことを改めて再確認しました。中塩田のみならず八木沢もそうですし、舞田もそうです。地方中小私鉄の魅力というのは、案外このような「もてなしの心」にあるのかも知れません。そのことに感動しつつ、モデルワーゲンも皆さんとの心の繋がりを大切に出来るメーカーでありたいもの、と痛切に感じた次第です。

この一年、有難うございました。そして来年も宜しくお願い致します。良い年をお迎え下さい。

             スタッフ一同(森川幸一・淳子・松井大和・大内正浩・助六平蔵・加藤武蔵・後藤又兵衛)
                              (使用カメラ:NIKON COOLPIX P5100)