Chapter.8 「慣れない作業に四苦八苦」の巻
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 パネルが充分乾いたら、ざっと色を塗っておきます。今回はタミヤのアクリル塗料フラットアースを使いました。レール・枕木も同様に塗っておきます。この段階で引込線もスパイクしておいた方が良いことに気付き、慌てて敷設しました。そして、最初の粉撒き。例によって木工ボンドを薄めたものに、数滴の中性洗剤を垂らして浸透性を良くしたものを使います。まだ生な感じですね。


 今回はエコーモデルの「スーパージオラマモス」という素材を使ってみました。昔はこんなものは無かったのですが、慣れない作業に四苦八苦。ざっとほぐしてから鋏で小さくしていきました。これを引込線とバックの部分に固着。ところが梅雨時だもんで、なかなか乾かないんですねえ、これが。ま、いつかは乾くだろう、という予想のもとに作業を進めます。時間がありませんから。バックの山には使い慣れたライケンを貼っていきます。


 引込線の足を作ります。いわゆるティンバートレッスルもそうですが、枕木を支える垂木の継ぎ目は「ハ」の字に組み合わさっているようですので、まずそれを作ります。写真から割り出して1本の長さを90mmにしてみました。これが乾いたら枕木にゴム系で接着して、クリップで挟んで乾くのを待ちます。次に垂木を支える柱を現物合わせでカットして、木工ボンドで接着していきます。これも乾くまではレールに錘を置いて待ちます。


 更にこれを支える斜めの木を接着していきます。ここまできたら生い茂った潅木を表現するために、ライケンを適宜植えつけていきます。