Chapter.15「バラスト撒布・裏山を飾って・防護壁の取付」の巻

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 この段階でバラストを撒きます。あらかじめレールと枕木はフラットアースに塗装しておき、そこに撒布していく訳です。ポイントの部分は作動を妨げないように注意します。ひと通り撒き終わったら、木工ボンド水溶液にアクリル塗料のフラットアースと数滴の中性洗剤を混ぜたものを、スポイトで垂らしていきます。乾燥待ちの間に、裏山にお馴染みのライケンで飾り付けをしていきます。やっぱり慣れた素材は感じが掴めてイイなあ。接着は木工ボンドです。KATOのモノは落ち着いた色調なのですが、TOMIXのものはケバケバしい感じです。適宜使い分けてみるのもイイでしょう。



 さて、この期に及んで崖の部分にカッターを入れます。そうです。防護壁が出来上がったので、現物合わせで取り付けるためです。あーまた発泡スチロールまみれになってしまいます。取り付け自体は木工ボンドなのですが、継ぎ目というか隙間埋めには粘土を使いました。最近はこういった粘土の類も色々と発売されていて、それぞれ特色があって面白いですね。今回使った「ラドール」という製品は、「木目細やか」の謳い文句が気に入って使ってみました。ついでに防護壁の下の岩場の部分にも、これを使って目止めにします。防護壁と崖との間へプラスターをまぶしたキッチンタオルを押し込んで乾燥を待ちます。翌朝起きてみてビックリ!!ナ、ナント防護壁に亀裂が!!!どうやら隙間に押し込んだプラスターが膨張してしまったようです。しかし、モノは考えよう。実物だって亀裂部分に色味の違うセメントが流し込んであったりするじゃあないですか。その雰囲気で迫ってみましょう!と自分を納得させることに。