Chapter.13 「橋脚を作る」の巻

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 発泡スチロールを木工ボンドで接着して形を整えると、感じが出てきましたネ。事務所の中はもう発泡スチロールだらけで、掃除機で吸い取っても、すぐに吸塵パックは一杯になってしまい、何度もゴミ箱に掻き出しました。服にも腕にも付いちゃってイヤですね、あれって。さて、今回のお題は橋脚です。素材は大理石調ねんど。KMCのメンバー推薦の代物で、信州じゃあ手に入らないだろうと、或るメンバーがプレゼントしてくれました。これを芯になる角棒に貼り付けていきます。石積みの表現には写真のような7x3.5ミリ(視察会の時に実測したら600x300でしたので)に仕上げたアングルを押し当てていきます。最初は長方形のモノを押し付けようかとも考えたのですが、これですと、その中がじきに詰まってしまいそうだし、工作も簡単なのでこの方法にしました。


 まずは高さを出した角材を適当な板(蒲鉾の板など)に軽く接着します。こうすれば作業性が良くなります。机の上にこれを置いておいたら、女房は位牌でも作っているのかと、気味悪がっていました。そうじゃないんだってば。これに例の「大理石」を指で塗りたくっていきます。出来るだけ平らになるように、ステンレス製定規で叩いたりもしました。均等に塗れたら、例のアングルを押し付けていきます。結構ラフになってしまいましたが、ま、雰囲気雰囲気。


 「大理石」が乾いたら、土台の板から外します。そして、艶消しの黒を薄〜く溶いたモノを筆で塗って(染み込ますように)いきます。濃いところと薄いところが出来た方が、感じがイイのではないかと思って、そのままにしました。出来上がった橋脚をボードに接着します。