皆さんの工作台から

須之内さんの世界/真谷地のコハフ１

写真をクリックして大きいサイズで御覧ください。 この作品も８１００と同様に、基本的にはトータルキットを仕上げています。蒸気機関車と違って客車の場合は、組み手による仕上がりの違いというのはさほど出ないものですが、効果的な小技を効かせることによって、ひと味違ったものになります。 　この作品ではブレーキテコのカバ−（コの字型のもの）を付け加えることによって、精密感が増しています。帯金をチョイと曲げて半田付けするだけなのですが、実物の知識が無いと案外こんなことも出来ないものです。 　また、真谷地行（反対側は沼ノ沢行）のサボやテールライトが、単調な栗色の車体に変化を与えているのも見逃せません。