皆さんの工作台から

平田Hさんからのお便り

2009/03/08
お世話になっております。川口の珈琲屋・平田です。〔助六の2線式機関庫〕が完成いたしました。
まず、今回の製作作業が大変に楽しかったことをご報告させていただきます。
レーザーカットの正確さ各部品の細密さなど、組み合わせがハマッた時のかっちり感は一種の快感ですね。もっともそのタイトさ故のシビアな部分も同時に実感しましたが・・・。また、かなり古くなった機関庫の風情も表現したく、製作時には説明書と異なる手順を踏んだ箇所も多々ありました。
さて今回も、より実景っぽい写真撮りを行うため、昔描いた油彩画を複写→A3プリント後、背景に置いて撮影してみました。実に手前味噌ですが、いかがでしょ? 朝の機関庫のイメージを感じていただければ幸いです。《一枚はDC12とコッペル(IMON)もう一枚は同じくDC12と加藤の5tDL(津川洋行)を使用しています。》
この機関庫を眺めてるうちに林鉄も良いなぁ、と思い始めている昨今です。
PS:ストラクチャー頒布会楽しみにしております。
おっ、この機関庫で初めてのお作品拝見ですね!やはりメーカーとしては嬉しいものです(^^♪。しかも素晴らしい出来栄えで。平田さんは絵心がおありなので、背景もこのように上手く描かれますが、ボクには苦手なジャンルでして・・・(^^ゞ。羨ましい限りです。いかにも夕陽が当たったような光線も素敵です!(もりこー)












2007/12/26
森川様 前回のご報告からかなり間が空いてしまいましたが、川口の平田です。東野のキハ501/沼尻のキハ2401および2402の3輌がまとめてやっと完成を見ました。1年以上もかけて何をやっているのか、我ながらこのスロー振りには少々あきれております。
 途中で501用のミニジオラマにかかったり、余計なこともしていたのですが、ひどいときにはハンダ付け途中で2ヶ月ばかり組み立てをほったらかしにした時期もありました。のらりくらりと長期間かけた割にはとりたてて特徴のない仕上がりになってしまったので、今回は背景に凝った?「完成写真」を送らせていただきます。らしく見えましたらご喝采の程を・・・(残念ながら501の背景は那須岳ではなく鳥海山だったりします。)
 来年はミニレイアウトにも何とか取っ掛かりをつけたいのですが、さしあたり車両製作のペースアップを心がけたいと思っております。
らしく見えてます!さしずめ3'6''と2'6''を経営している鉄道なんでしょうね(^^♪。イイ感じです!実際の風景を借景にすると、こんなにドラマチックな写真が撮れる!という良い見本。皆さんもチャレンジしてみては如何でしょうか?(もりこー)










2006/09/27
森川様お久しぶりです。川口のコーヒー屋 平田Hでございます。年末にお送りいただいた「セタ」4両と「庄内のモハ」は2月の段階で完成しておりましたが、その後体調をくずし、細かい作業をする気にはなれず、東野のキハも中途のまま、しばらくフテっておりました。
 そんな折、ふと店の隅に使い古したケーキサーバーを発見。そういえばガソ以来ちゃんとしたナローや12oの置き台が無かったことを思い、このサーバーで展示台を作ることに決定。とは言うものの、なにせカバー直径24cmしかも円形のためどう細工したものか悩みましたが、この上に6ミリ厚の発泡スチロール板を円カッターで同径にカット、段々重ねにして地形を構成しました(昔の立体地形図の要領です)。9o・12o各1線に小川に道路に電信柱、田んぼもつけて・・・、結局欲張りすぎでいわゆる悪い地面の見本のようになってしまいました。塗装はアクリル、小川はどうせ狭いので水性ボンドで済ましてしまいました。まあ、あくまで展示台なので私的には良しとしました。久しぶりの地面工作だったのでかなり行き当たりばったりで、電柱の街灯も最初はしっかり点灯していたのですが、完成後はどこが断線したものやらすっかりダミーとしまいました。しかしながらこのサーバー展示台、360度くるくる回して楽しめる、埃が入らない、地面を固定していないので同じサイズで別物を作っておけば差し替えができる、複数を積み重ねて保管もできる、などけっこう利点も多いのです。今後暇を見つけて差し替え版も作りたいと思っております。
 ところで「セタ」ですが、やっとDC12の相棒ができたという感じです。セタ20はかなり使い込んだ感じにしてみました。貴社のCDも参考にさせていただきましたが、相当くたびれて、上ものはかなり磨耗していると思われるので、側板妻板とも金枠部分を残し、かなりヤスリを入れて削り取りました。塗装は黒で仕上げた上にインレタを少し崩し気味に貼り、グンゼ産業の水性カラーウェザリングを薄めて雨だれの後のような具合に流し、同じくパステルを隙間にもぐりこませるようにドライブラシをかけました。一様に塗ってしまうと平板になってしまうので、メリハリはつけたつもりです。色目は砂目あるいは薄黄色をメインにしています。台車はさび色をのせています。
 「モハ」はやはりこのでかいパンタが良いですね。やはり地鉄も好きです。しかしナローを続けた後にHOjにかかると、急に大縮尺ものを作っている感覚に襲われるのは不思議なもので、早めに東野を再開したいと思います。後で2401が待ってますから。
凄くイイ感じですね。LPよりも小さな世界でこれだけのことが出来る。鉄道模型の楽しみ、ここにあり、っていう感じです。しかも「セタ」の質感の素晴らしいこと。このくたびれた感じが最高です!!ボクもヤスリを手にセタをもう一両作ってみたくなりました。(もりこー)





2005/11/20
しまった。悠長にしてたらボハフ完売になってしまったのですね。ショックです。仕方がありません。もし再生産の折には是非入手したいと思いますのでよろしくお願いいたします。
 というわけで嘆いていてもしょうがないのですが、とりあえずDC12が完成いたしました。経験者の皆様方はいとも簡単に製作していらっしゃいますが、DCがはじめての私にはかなり苦労の連続でした。運転をスムースにするため、かなりあちこち削りましたし、特に最後の窓枠の塗装には神経を使いました(夜間の製作に没頭しているうち、やたら目がごろごろするので眼科を訪ねたところ見事に『ドライ・アイ』とのご診断。集中して目を使いすぎぬよう、と釘を刺されましたが、知ったこっちゃありません)。
 一応インレタを貼ってオーソドックスに仕上げたつもりなのですが、エンドビームは警戒色にしてみました。派手すぎますかね?なお並んで写っているセタ・ラッセルはワールド工芸品を汚しに汚したものです。ヘッドライトはDC12のものを流用させていただきました。
 ボハフショックを引きずっても仕方が無いので、時間をおいて庄内のモハにでも取り掛かるつもりです。
うーん。すみません。何せ急遽追加して作っただけに、チョット間が空いてしまうと思いますが、お待ち頂ければ幸いです。工作というのはどうしても技術の積み重ねが必要です。ですから最初から難しい機関車にチャレンジせずに、客車や貨車などから組んでいき、少しずつハンダ付け作業に慣れていく必要があるんです。きっと平田さんは、この経験が自信になり、次の工作に活かせると思いますヨ。因みに「沼尻のセタ」は年内に何とか出荷しようと励んでいます・・・。(もりこー)



2005/06/15
お久しぶりでございます。川口のHOe初心者こと平田Hでございます。
 お送りいただいた沼尻サハ2セットの製作もなかなか進みませんでしたが、銚子のデハとともにやっと完成にこぎつけ、ひと段落。早く地面をつくらにゃ・・・と考えてた矢先に6/1のトピックスに「ブレ&バタ」が。
 懐かしいですね。岩澤幸矢氏といえば「ブレ&バタ」ですが同時にかの石川鷹彦氏、小室等氏らの旧・六文銭メンバーの一員としても忘れてはならない存在でしょう。もちろん四半世紀前にさかのぼる「ブレ&バタ」のレコードはしっかり残してあります。学生時代から社会人にかけて最も身近にいたデュオだったと今でも思っています。こんな私も小学生のくせにレキントギターでコードを覚え、反戦フォークにのめっていた変な子供でしたし、高校ではバンドも組んでおりましたから、このような話題はなかなかうれしく、先日高田渡氏が亡くなられてちょっとがっかり気味だっただけに、ほっとする気がいたしました。(今だって歌えますよ、多分・・・)
 そんな訳でついメールをお送りしてしまったのですが、なんとか作った「銚子のデハ」と「サハ8・磐梯急行時代」「サハ9・沼尻時代」の3両はとりあえず写真に撮ってあります。本当はしっかり線路を作ってから提出したかったのですが、とりあえず見てやってください。
PS:1.新型の朝顔カプラーシステムは大変小気味よくカチッとはまってくれます。KDから交換して
  よかったよかった。
 2.デハの背景は、前回と同じくNゲージレイアウトを用いた嘘シーナリーです。
 3.DC12キットの到着を心待ちにしております。
平田さんはコーヒー屋さんを経営されている方。いつもメールをお送り頂くのは真夜中で、あ〜お店が終わったんだろーなー、なんて思いながら楽しく読ませて頂いております。六文銭なんていうフレーズが飛び出してくるところを見ると、ボクと同世代なのかな?意外と多いんですよね、ウチのお得意様に同年代の方が。銚子と沼尻。所在地は離れていますが、何か連絡された鉄道のように、一体化して見えるのはボクだけでしょうか。(もりこー)



2004/11/21
川口のHOe初心者@平田です。いつもお世話になっております。
 一月ほど前お届けいただいたガソ101キットが一応の完成を見ました。店の仕事(珈琲屋なんぞをやっております)が終わってから、深夜ちまちまと組み立てておりました。眠い目をこすりこすりで部品は無くすわ曲げるわ、なかなかに苦労しましたが、おかげさまで楽しく作業をさせていただきました。
 さて、窓セルの取り付けやウェザリングはまだですが、とりあえず運転手ものっけたことだし、試運転を兼ねて自前のNゲージレイアウト(まだHO地面が無いもので)に乗せてみました。面白いことにNのストラクチャーを背景にしてみても、撮影角度によっては逆にパースが狂って遠近感が出るような・・・・・あまり違和感は感じられない様です。
 とりあえずうれしさのあまりご報告などさせていただきました。今後ともよろしくご指導のほどよろしくお願いいたします。
平田さんは沼尻を皮切りにウチの製品をお求め頂くようになられたお客様。なかなかどうして。とても初心者とは思えない仕上がりにビックリしました。人形を乗せると、いかに活き活きとしてくるか、が良く判りますネ。今度は地面工作にチャレンジかな?いっそのこと「軽便モジュール」にチャレンジされたらどうでしょうか?(もりこー)