皆さんの工作台から

新井さんからのお便り

2003/08/05
もりこー様 前略 珊瑚祭のモジュール製作過程、楽しみに拝見させて頂いております。
 さて遅ればせながら、楕円タンク車と集材機が塗り終わりましたので、写真を送ります。
 楕円タンク車のインレタ、曲面に貼るのは難しいですね。この車両の塗装は、タンクが銀で下回りがダルレッドですが、かなりウェザリングを施しました。黒+ダークアースを中心に吹きつけてから銀でドライブラシ。床板の滑り止めの表現が強調されてかっこいい!
 集材機は単体を購入しましたが、やっぱり運材台車に乗せたくなりました。台車をグリーンに、集材機をオレンジに塗ってみたら、メリハリがでました。
 次は何を組み立てようかな?
もりこー:確かにドライブラシしたタンク車のデッキがイイ感じ。集材機は実物のネズミ色にとらわれずに、自由な発想で仕上げられるのも楽しいところですネ。


2003/05/09
もりこー様 前略 かねてから計画していた木片専用車が完成しましたので、写真を送ります。木製運材車に角棒とバルサの本体をのせたものです。
 難しいのはステイクポストで、すっきりとできませんでした。キットの発売が楽しみです。
もりこー:一足先に木片車を仕上げてしまいましたねえ。自作車ならではの良さが滲み出ている、素晴らしい出来ですね、皆さん。カプラーヘッドが擦れて塗装が禿げている感じや、機関庫の基礎コンクリのコーナーが欠けている部分の再現なんか、実物の観察が鋭いですね。


2003/01/30
もりこー様 前略 先日の3連休で、タンク車とC型客車が塗装まで終わりました。
 客車はプラ板で床板を作成し、窓セルを入れる関係から屋根を取り外せるようにしました。それから他の車両や運材車も同じですが、ブレーキハンドルのL字部分は、それぞれ違う向きにちょっとひねって動きを出してあります。全部同じ向きでは逆に変な気がしたのですが・・・いかがでしょう。
もりこー:そうなんです。ブレーキハンドルの部分は恐る恐るやれば、少しは回りますから、是非皆さんにも試して頂きたい工作(?)ですね。


2003/01/29
もりこー様 前略 実に4年以上の時を経て、浜中のロータリーDLが完成しましたので写真をお送りします。
 塗装はいつもの通りプラ用塗料で黄色+スカイブルー+白です。順序は、ロータリー部分の赤を先に塗ってみましたが、マスキング部分が少なくて済み案外うまくいきました。
 もう一枚は「問寒別の"別"の有蓋車」と名付けた自作の有蓋車で、プロトタイプはナローゲージモデリング掲載の扉が端によったタイプです。材料はすべてプラ板。アーチバー台車はNゲージ用で車輪を3.8ミリに交換しました。
もりこー:こういった角度で撮影すると、ロータリーDLも立派に見えますね。有蓋貨車も不気味な雰囲気でイイ味を出しています。流石です。


2002/11/29
前略 もりこー様  木曽の加藤製47号機が塗りあがりましたので、写真を送らせて頂きます。キャブがとても小さくて、こてが入らず、こて・・誤・・てこずったので、小型バーナーを併用しました。
 次のカブース、ゴンドラ、小型有蓋車が完成間近になりました。追ってご報告致します。
もりこー:おー、半年振りに送ってくださったメール。なかなかの出来栄えですねえ。それにお立ち台も相変わらず付いて。こういう上で撮影すると、雰囲気が盛り上がります。


2002/05/31
森川様  安曇野通信とゴンドラ届きました。
  そうそうゴンドラの角材と側板の所、下側はもう一段細い段になっているんですよね。私が以前プラ板で作ったのも、これを表現したんですよ。写真を送りますのでご笑覧下さい。
  それから私の酒井5トン前期型です。これはモーターを並木のコアレス10φに替えて、モーターの脇に出来た隙間を利用して、キャブ下でネジ止めするよう変更しました。
  もう一台以前に作ったJ社の10トンです。こちらはドア横の手すりと、ドアハンドル、エアホースを付けたくらいです。モリコーさんの作例をみて、私もキャブ内部を作れば良かったと、再改造の魔の手が伸びそうです。泥沼。
もりこー:判ってくれましたねエ。そうなんです。ちゃんと表現してあるんです。それにしても5tDLはイイ感じ出てますね。


2001/10/03
前略 前回に引き続きモーターカーUが完成しましたので、ご報告いたします。
  この車両では、雨樋後半のR、前部ドアのヒンジ、後妻面に給油口、カプラー部分のRと後部に排気管、をディテールアップしてみました。
  色はグンゼカラーの各色を混合、ピースコンによる吹きつけです。今回は以前作った車両展示用のジオラマの上で撮影してみました。
  模型誌などの情報では、プロトタイプの4号機がレストアされ保存されているとのこと。21世紀の今実物を見ることができるのは、本当に嬉しい限りですね。
もりこー:新井さんも精力的ですね。プラカラーで剥がれないですか?と新井さんに問い合わせたところ、「マッハのメタルシールプライマーを下塗りすればいけます。ただしグンゼの塗料は、プライマーと同じラッカーシンナーで薄めるのが肝要です。」とのコメントを頂きました。


2001/09/19
もりこー様  前略  遅ればせながら、木曽のモーターカーが完成しましたので、ご報告致します。
  発売以来はや1年9ヶ月・・・。この間塗装のやり直しを何回したでしょう(恥ずかしい)。私は赤沢の保存機の色を思い出し、それらしきツートンに塗ってみました。デカールが使えないので、田宮のマスキングテープで塗分け、多々タッチアップしました(汗汗)。ドアノブは洋白線から自作、前面窓はアクリル板から削り出したガラスをはめ込んでみました。
  早く仕掛品を仕上げないと、次は凸型、その次はショー記念品がァァァァ!!!うれしい悲鳴です。それでは。


2001/09/01
もりこー様 ご無沙汰しております。
  ワークス仕様の酒井5トンは良いですね。私も前期型は間もなく塗装完了の予定ですので、後期型では少しオリジナル色を出してみたくなりました。
  さて、私の夏休みの成果です。避暑のため妻と日原の鍾乳洞へドライブ。街道の途中で、子鹿に遭遇してビックリ。奥多摩駅から2、30分も走るとずいぶん山奥に来たと実感します。
  さてさて、もう少しで到着と言うとき、岩手富士の集材機を発見。残って居るんですねえ、こんなとこにも。道中何カ所か怪しげなブルーシートがかけられた<物>も見かけられ、ムード満点です。
  ついでに途中に見える、おなじみの氷川鉱山の曳鉄線も撮影。妻のデジカメで撮影しましたので、お送りいたします。ほんの日帰りドライブでしたが、とても楽しめました。


  2001/05/18
  もりこー様  前略 私も王滝の33号機の組立が佳境に入りました。さて、対策部品が用意されるドアの件ですが、それまで待てない私は、次の通り解決しました。
  ドアリブになる折り曲げ部分をペンチにくわえ、2、3度折り曲げて折り取ります。外周をヤスリで整えた後、0.8×0.2の真鍮帯板をハンダ付けしてリブを表現します。この際適当な板をはさんでハンダ付けすれば、その板厚の高さになりますので、ここで調整します。後は裏側に出っ張った帯板をヤスリ落とせば完成です。参考までに写真を貼付します。
  「とはいえ、このドア2枚の工作に日曜半日つぶしてしまいました。対策部品を待ったほうがよかったかも!?」