シリーズ立山砂防軌道
立山砂防の人車


立山砂防軌道を支えている従業員を作業場まで運ぶのがこの「人車」です。
毎朝9時に千寿ケ原を出発する3両編成(DLも入れると4両)の作業員列車は、途中の信号所で作業員を下ろしながら終点・水谷まで1時間45分を掛けて山道を登って行ったものでした。

この人車は後に横にアコーディオンカーテン状のものが付いた姿になり、更にドアーが付いた密閉型になりましたが、私が40年前に採寸したこのスタイルのものが一番魅力的で、ぜひ模型化したいと思っていたものです。

10個のヘルメットも付属させましたので、ぜひ民間人の人形の頭に被せて、作業員に変身させてお楽しみください(^^♪。

なお、実際の軌間は609mmで1/87に縮小すると7mmとなりますが、製品化にあたっては一般的な9mmで製造しております。






模型製品について

1.妻板や椅子などは精密に作り込んだロストワックス製として、
  そこに洋白製のテスリやプレス製の屋根を被せる構造としました
  ので、簡単に細密感溢れるモデルとなります。

2.この車両だけの為に新規に作った台枠も精密なロストワックス製
  として、軸受にメタルを使いますので、転がり性能は抜群です。

3.上にも書きましたが、ロストワックス製のヘルメットを10個
  付属させましたので、市販の人形の頭を耳の上でカットして被せ
  れば作業員に早変わりさせられます。

4.基本的には3両で編成されていましたが、単品や2両での販売も
  致します。ご予算に合わせてお求めください。

5.ご注文を頂いた方全員に、青森恒憲氏撮影の魅力的な人車編成の
  ポストカードをプレゼントさせて頂きます。





トータルキット 単品¥7800 2両セット \14800 3両セット \21000

未塗装キット 単品¥15600 2両セット \29600 3両セット \42000

塗装済完成品 単品¥19500 2両セット \37000 3両セット \52500



今回は少しでもお求めやすい価格を実現するために、箔押しの化粧箱を廃して袋詰め包装と致しました。
  (未塗装キット・塗装済完成品の場合は専用ラベルを添付した汎用箱に無償でお納め致します。
   また、トータルキットでこの箱を御希望の方には実費\600でお分け致します)




製品では形態を重視するために朝顔カプラー対応になっていますが、他社製品と連結させるためにはその車輌に別売の「朝顔カプラー(立山砂防用=沼尻・木曽用と同じです)」と「朝顔カプラー用ピン」「朝顔カプラー用リンク」を取り付ける必要があります。その場合には製品と一緒に御予約ください。

朝顔カプラー(立山砂防用)\500(2個入)、朝顔カプラー用ピン\1500(10本入)、朝顔カプラー用リンク\500

塗装は当社製「MWカラー」の「MWC-02 王滝営林署DL用ブラック」「MWC-11 建設省グリーン」「MWC-09 クリヤー」「MWC-10 フラットベース」「MWC-15 井笠用レッド」「MWC-17 ウェザリンググレー」と「MWC-52 MWシンナー(1リッター)」「MWC-53 MWプライマー」をお使い下さい。

車体標記ナンバーは、このシリーズとリンクして発売される別売のアルプスモデル製・立山砂防インレタCをお求め下さい。



 

(撮影:青森恒憲、左・樺平 1985/11、右・千寿ケ原 1977/8)




*試作品を経てロストワックスの量産品が出来上がってきました。(2019.11.17)



*御予約完売となりました。(2019.12.11)




*組立工房からの報告。順調に組立作業は進行中ですので、完成品を御予約頂いた方々はいま暫くお待ち願います。(2020.03.01)

*ご好評につきこの製品は御予約段階で完売になってしまいましたので、再生産をする事に致しました。
 但し、受注期間は本日より3月21日までとして、御予約頂いた数量に加え若干の+αしか製造致しません。
 前回お買い逃がしの方、増車されたい方はこの期間内に御予約下さいますよう御案内申し上げます。
 なお、この再生産分の塗装済完成品は、初回分の出荷とは別になりますので御了解願います。
 (2020.03.01)



*完売になりました。(2021.10.17)



「立山砂防の人車」キット組立講座