尾小屋のキハ1 今年から始まるシリーズ尾小屋の第一弾は「尾小屋のキハ1」です。 かつて他社からも発売されましたが、正直なハナシ、こんなにカッコイイ「尾小屋のキハ1」は見た事がありません。 偏心動力台車の装備は勿論のこと、エンジン周りの充実感がこれほどまでにある製品が無かったからでしょうか、車体コーナーの僅かなRも再現されているからでしょうか、このキハの魅力を再発見した気持ちです。 やはり軽便車両の模型には朝顔カプラーが標準装備されている姿(実車では当たり前ですが・・・)が、最もそれらしく見えるもの。 そんな些細な事でも「らしさ」という点では重要なポイントです(^_-)。 このシリーズでも頸城シリーズと同様に夏姿と冬姿で発売致しますので、それを選ぶ楽しさも味わって頂けます。 模型製品について 1.美しくエッチング処理された真鍮板をプレス加工で仕上げられたボディーは、手にした時の充実感ま でをも味わって頂けます。 2.車体のコーナーには僅かな折り曲げカーブがありますので、そんな所にもこだわって、側板と妻板と の突き合わせ&半田付けではなく、プレス加工によってドアー前まで妻板がくるように仕上げられて います。製造コストは当然違ってきますが、そんな所の違いが判るお客様にも御満足を頂けるような 設計になっております。 3.基本的な外観は皆さんがよく目にする末期の姿を再現しておりますので、正面窓上の標識灯や窓下の 枠も付いた状態です。 4.床下機器は最近の当社の標準レベルである凝ったエンジンと付属機器を細密なロストワックスで再現 致しました。 5.実車における動力台車は偏心台車ですので、当然そのようになっており、これも細密なロストワック ス製。と云う事は左右2型の金型を作らなければならないので(付随台車も含めると3型)、コスト的に は上昇になってしまいますが、これは外観上重要なポイントですから、コスト優先では済まされない 部分でしょう。 6.朝顔カプラーは標準装備されていますので、特徴ある華奢なカプラー受も実車通りに再現されて おります。 7.もちろんスポーク車輪装備の8輪集電ですので、安定した走行でお楽しみ頂けるようになっており ます。 8.窓がアトランダムに開いた状態の「夏姿」と、閉じた状態の「冬姿」の2通りで発売致しますので、 それを選ぶ楽しみも味わって頂けるでしょう。 夏姿・冬姿 トータルキット 各¥25800 未塗装キット 各¥51600 塗装済完成品 各¥64500 今回は少しでもお求めやすい価格を実現するために、箔押しの化粧箱を廃して袋詰め包装と致しました。 (未塗装キット・塗装済完成品の場合は専用ラベルを添付した汎用箱に無償でお納め致します。 また、トータルキットでこの箱を御希望の方には実費\822でお分け致します) 製品では形態を重視するために朝顔カプラー対応になっていますが、他社製品と連結させるためにはその車輌に別売の「朝顔カプラー(尾小屋用(井笠用と同等品です))」と「朝顔カプラー用ピン」「朝顔カプラー用長いリンク」を取り付ける必要があります。その場合には製品と一緒に御予約ください。 朝顔カプラー(尾小屋用)\493(2個入)、朝顔カプラー用ピン\462(10本入)、朝顔カプラー用長いリンク\493 塗装は当社製「MWカラー」の「MWC-02 王滝営林署DL用ブラック」「MWC-03 上運営林署DL用クリーム」「MWC-15 井笠用レッド」「MWC-09 クリヤー」「MWC-10 フラットベース」「MWC-17 ウェザリンググレー(屋根にも使用)」と「MWC-52 MWシンナー(1リッター)」「MWC-53 MWプライマー」をお使い下さい。 車体標記ナンバーは、同時発売になる別売のアルプスモデル製・尾小屋インレタAをお求め下さい。 DCC運転をされる方は別売の「Digitrax製DZ126デコーダー」を一緒にお求め下さい。 また、塗装済完成品でも御希望の方には組み込みを致します。 皆さんの工作台からを御覧になられて、塗装済完成品はウィンドウシルも赤く仕上げて欲しい、というお声が寄せられましたので、これを「前期塗装」としてお受けする事に致しました。 なお、見本のようにウィンドウシルから上がクリーム色のものを「後期塗装」と致します。 既に塗装済完成品を御予約頂いている方で「前期塗装」を御希望の場合には、恐れ入りますがもう一度下記のオーダーシートに御記入頂き、「その他」の欄に「変更希望」とお書きください。 特に御連絡がない場合には「後期塗装」で仕上げさせて頂きます。(2016.08.10) *夏姿は完売になりました。(2017.07.23) *冬姿も完売になりました。(2017.11.28) |