上松の凸型DLU(No.98&99)


鉄道模型製品としては珍しい「シーズニング」の設定がされた製品上松の凸型DLが発売されたのが2001年9月。その後長い間品切れ状態が続いていましたが、5年ぶりに改良新製品としてリリースされました。





変更箇所は枚挙に暇がありませんが、一例を挙げるならば下記のようになります。

*エンジン側ボンンットを開いた「春秋仕様」と、バッテリー側ボンネットをも開きキャブドアーも開
 放してインテリアを装備した「盛夏仕様」の2種類。
*入換用標識灯をキャブに装備してバックミラーもついた「98号機」と、それらの無い大人しいスタ
 イルの「99号機」の2種類。
*ラジエター後部に入換用テスリが付いた「98号機」と、ラジエター後部が延長された姿を再現した
 「99号機」。
*タイフォンや排気管の位置の違いや、台枠形状の違いにまで拘った両機。
*ラジエターはコアの表現を始めとして、後部のディテールに7〜8t機と同様、冷却ファンカウルま
 で再現しています。
*基本的にはエンジン側ボンネットは開いた状態でリリースされますが、オプションで閉じた状態のパ
 ーツ(「厳冬仕様オプションパーツ」)も少量ですが分売致します。その場合にはコンプレッサーカ
 バーも付属致します。但し、排気管の位置は98号機に準じていますので、99号機にするには穴を
 埋めて、新たに開け直す必要があります。
*季節設定と号機の違いにより4種類の中からお選び頂けます。



 

入換用標識灯がキャブに装備された98号機と、ラジエター後部が延長された99号機。
                                   Photo by K.Nakamura





組みあがった台枠まわりです。今回はエンジンが6気筒に変更になり、
コンプレッサーもエアーフィルター付になりました。




これが「厳冬仕様オプションパーツ」です。ラジエターは製品のものを使います。
排気管の位置は98号機に準じていますので、
99号機にするには穴を埋めて、新たに開け直す必要があります。


「上松の凸型DLU(No.98&99)」キット組立講座