岩崎製ナロー用ポイント転轍器

今まで「ポイント転轍器」といえば、国鉄型のような大きなものか、ナロー用と称していてもオーバースケールなものしかなく、長い間ナローファンの不満の種でした。そんな不満を解消するべく、当社ではスケールに忠実な転轍器を製造致します。
 プロトタイプとしたのは岩崎レール社製の一般的なスタイルのもので、沼尻や頚城といった軽便鉄道から(上の写真は沼尻鉄道川桁駅構内で撮影されたもの)、木曽のような森林鉄道まで幅広く使われていたものです。
 土台の大きさが僅か4.6x1.8mm、全高も僅か5.7mmという小ささ。これを枕木に固定される部分、錘の部分、ロッドの部分の3ピース構成の精密なロストワックスで再現しました。
                                   Photo by Sinichi Terashi



 

ロストワックスのテストショットが出来上がってきました。御覧のとおりの3ピース構造になっていますので、組み立てはアッという間。試しにエコーモデル製の国鉄型と並べてみたら、図面上では判っていましたが、1/80と1/87というスケールの違い以上に、まるで親子のような大きさの違いに唖然としました。
*この製品はダミーで飾り専用ですので、テコを作動させてポイントの切り替えなどは出来ません。



2組入り \1500






早速塗り上げて、レイアウト上に置いてみました。なかなかイイでしょ?製品では写真のように、既製品の枕木間隔に合うような台板も付属します。



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