Chapter.14「山の地面を仕上げる」の巻

 

ボクはいつも山の地面には「プラスタークロス」を使っています。これは御覧のように包帯のように目の細かい木綿の布にプラスターが塗り込められてるようなもので、これを水に浸しながら貼って行きます。

 

製品はロール状になっていますので、20cmぐらいに切ってやると作業がしやすいでしょう。
 予め何10枚かを作っておき、パッドに張った水に濡らしながら貼っていきます。
 写真のように下地のウレタンフォームがラフな形でも、それなりに何とかなるもので、場合によっては2枚重ねにしたりして変化を付けていきます。
 この作業をしているのは小指をカッターで切って1週間の抜糸後でしたので、包帯を濡らしてはいけないので、ポリ袋で覆っていますネ(^^ゞ。


これが貼り終えたところです。左の石垣の折れ曲がった部分などには丸めたプラスタークロスを押し込んで「それっぽく」してあります(^_-)。

 

これが完全に乾くにも半日は掛かりますので、その間に別な作業を(^^♪。
 2mm厚のバルサから大量の木材を作ってあったので、それを使って製材所の近くに置くよう重ねてみました。
 イメージとしては防腐剤を染み込ませた枕木、という感じです。
 ミニカーにも積んでみて、木綿糸を瞬間で止めながらロープ止めっぽくしてみました(^_-)-☆。

 

プラスタークロスが乾いたのを見計らって、テクスチャーペイントを薄めずに塗っていきます。
 全体に塗り込んでいくと、だいぶ山の感じに仕上がってきました(^_-)。

 

 

これまた乾くのに時間が掛かりますから、小物を仕上げておきます。
 ここでは塗装の便を考えて赤系統の小物をまとめて塗っておきましたが、とかく緑系統に埋まってしまうレイアウトの中にあって、赤色が点在するとレイアウトは映えてくるものです(^^♪。
 そんな事をやって時間を潰していると、テクスチャーペイントも乾きますので、例によってフラットアースとフラットブラックで地肌を塗っていきます。