あけまして、おめでとうございます。 毎年恒例の「大風呂敷」を広げる候となりました。 皆さん、この大風呂敷を結構楽しみにして下さってるようで、年の瀬になると「来年はどんな大風呂敷を広げてくれるか楽しみにしています!」的なメールをよく頂きます(^^♪。 まあ、寄席へ大笑いしに行くような、軽い気分でお楽しみ下さい(^O^)。 なお、製品は総てHOeで、製品の前の番号は必ずしも発売順ではありません。 1.根室拓殖のかもめ号 2.尾小屋のキハ2 3.尾小屋のボハフ5 4.浜中、歌登&標茶の泰和製自走客車V 5.木曽のプリマウス製GL 6.上松の凸型DLV(No.98&99) 7.頸城のロキ1 8.問寒別の日本鉄道自動車製客車U 9.頸城のワ1〜11 去年の大風呂敷に書いた予定品の内、「上松の凸型DLV」「頸城のロキ1」は残念ながらクリヤー出来ませんでしたが、「問寒別の日本鉄道自動車製客車U」は1月中に出荷されますし、「頸城のワ1〜11」はもうじき出荷予定となっております。 実はまだまだ書きたいものがあるのですが、あまり公表してしまうと他社に先を越されて、困ってしまってもナニですから、ほどほどにしておきましょう(^^ゞ。 (タイトルが赤文字の製品は、クリックすると該当ページにジャンプします) 1.根室拓殖のかもめ号 恐らく年明け早々に、当社のホームページのTOPページを御覧になられて、皆さん驚かれたのではないでしょうか?(^O^)? 突如として現れたこの予定品。実は「銀龍号」を製品化した頃から温めていた企画なのですが、ようやくその機が熟したと見ての発表です。 実車は「かもめ号」の改造型が「銀龍号」ですから、共通部品も結構あると思いますが(実際に以前はそのつもりで考えていました)、今の当社のレベルから考えるとやはり総ての部品を新たに設計し直したくなり、真っ新の企画品として考え直しました。 製品の部品構成は当社のいつもながらの流儀で、エッチング処理をされた真鍮板をプレス加工して、それに細密なロストワックスを組み合わせるというものですから、手に持ったときの充実感は満点になると思います。 2.尾小屋のキハ2 去年はキハ1を製品化しましたが、今年は順を追ってキハ2です(^_-)。 この車両は日立製という実に珍しいものだけに、日車型台車枠も流用できず、新たにそんなところから設計をし直しました。 両端に低い鉄枠固定式の荷物デッキを備えたスタイルは好ましく、キハ1や3にはない魅力を放っていたものです。 模型的にはキハ1もそうでしたが、「朝顔カプラーシステム」を採用しているため、独特のカプラー周りを忠実に再現でき、それが魅力にもなっています。 この製品はシーズニングモデルで、夏姿と冬姿とを発売し、塗装済完成品では幕板も赤い旧塗装と、クリーム色の新塗装を御用意致します。 3.尾小屋のホハフ5 去年はホハフ7〜8を製品化しましたが、今年の客車はホハフ5です。 何ですか?このドアーの位置は!と云いたくなるようなスタイル、そして一段上昇窓を採用しているため(それでいながら全開に出来ない)妙に幅の広くて重苦しい幕板が逆に魅力の客車です。 この製品もシーズニングモデルで、夏姿と冬姿とを発売し、塗装済完成品では幕板も赤い旧塗装と、クリーム色の新塗装を御用意致します。 4.浜中、歌登&標茶の泰和製自走客車V 簡易軌道自走客車の完成形とも云うべき「昭和40年製造・泰和製自走客車」です。 45年に歌登が、46年に浜中と標茶が全廃されているのですから、最後のあだ花のように最末期を活躍した車両で、オデコにヘッドライトが無く、両脇に抱えているのが新鮮です。 「浜中」にはスノウプロウが付かず、「歌登」と「標茶」には装備されますが、後者は塗装の違い(歌登は朱+クリーム、標茶は朱一色)だけですので、トータルキットは2通りの発売となります。 5.木曽のプリマウス製4tGL 今年の林鉄モノの新規企画品はプリマウスです。 皆さんもよく御存知のように、このプリマウスを模範として酒井が作られた訳ですから、どことなく風貌が似ています。 しかし、グッと低いボンネットと床下排気、居住性を無視したような低いキャブは独自のスタイルをしています。 薮原に行ったNo.5はその居住性を改善すべくキャブは嵩上げされ、正面の窓も大型化されて、これまた得も云えぬ魅力あるスタイルになりました。 6.上松の凸型DLV(No.98&99) 残念ながら去年は出来ませんでしたが、今年こそ11年ぶりに改良再生産を致します。 これはもう何処かに手を加えるといった必要のないほど完成された製品ですが、今回は動輪軸箱が可動になりヴァージョンアップ致します。 シーズニングモデルの先駆けとなった製品ですので、98号機・99号機で各々春秋仕様・盛夏仕様で製造致します。 7.頸城のロキ1 これまた年越しをしてしまった企画ですが、この特徴豊かなロータリー車も製品化致します。 ローター部分は木曽のロータリーDL No.120などと同様に表情豊かなロストワックスで再現致しますので、メリハリのある木造車体との絶妙な風味を醸し出してくれるでしょう。 8.問寒別の日本鉄道自動車製客車U この製品は総てのパーツが揃っていますので、正月明け早々に組立講座が始まり1月中には出荷もされます。 残念ながら「更新型」は御予約完売となってしまいましたが、「原型」の方は僅かに在庫がございますので、宜しくお願い致します。 9.頸城のワ1〜11 この製品もかねてよりお知らせしているように、部品の試作品が出来上がっているなど、かなり進行していますので、もうじき出荷されます。 頸城と云えば穀倉地帯だけに有蓋貨車は必須のものだからでしょうか、4両5両と御予約を頂いている方も多いのも頷けます。 どのような製品になるか、楽しみにお待ち下さい(^^♪。 *また、今年も「スーパーワーゲンシリーズ」と銘打って、通常の塗装済完成品とは別に、手加工の パーツを取り付けたり、塗装に凝ったものを企画しておりますので、こちらも御期待ください!(^^)! *勿論これ以外にも定番商品たる「各種運材台車」や「浜中のミルクカーU」などは再生産を重ねていきますし、状況によっては上記以外の製品、新しいタイプの運材台車や貨車などが発売される可能性もございます。 |