2012年度の製造予定


あけまして、おめでとうございます。
 毎年恒例の「大風呂敷」を広げる候となりました。
 どうやら皆さん、この大風呂敷を結構楽しみにして下さってるようで、年の瀬になると「来年はどんな大風呂敷を広げてくれるか楽しみにしています!」的なメールをよく頂きます(^^♪。
 まあ、寄席へ大笑いしに行くような、軽い気分でお楽しみ下さい(^O^)。
 なお、製品は総てHOeで、製品の前の番号は必ずしも発売順ではありません。




お陰様でモデルワーゲンも20周年を迎える事ができました!
 これもひとえに皆様からの熱い御支持の賜物と感謝しております。

思えばこの雑誌広告を「とれいん」1992年2月号(とれいんの許可を得て転載)に出したのが当社の初お目見えでしたが、当時は「モデルワーゲン」は単なる商標で、社名は「森川模型設計事務所」でした。
 詳細は省かせて頂きますが、当時さまざまな会社から設計の依頼をお受けして、裏モデルワーゲンとも云えるような製品が日の目を見ました。
 熱心なモデルワーゲンフリークの方々は、そのアイテムを探り出してコレクションされているとも聞いた事がありますが、20年も前のこと。今のボクの目から見れば、自分でもまだその設計理念が昇華していなくて申し訳ないような気持ちでもあります。

そこで今年は「20th Anniversary Year」と銘して、その感謝の気持ちを皆様にお届けできるような企画を立てております。
 その内容はまだヒミツですが(^O^)、アッと驚くような内容になると確信しております(^_-)。


1.木曽の酒井製5tボギーDLU
2.木曽の酒井製5tボギーDLV
3.木曽の酒井製4.1tGL(極初期型・初期型)
4.木曽の酒井製8tボギーDLU
5.井笠のホジ101〜102、ホジ1〜3(再生産)
6.井笠のホト1〜8
7.井笠のジ6
8.歌登の単端U
9.浜中の泰和製自走客車
10.標茶の運輸工業製客車



実はまだまだ書きたいものがあるのですが、あまりにも荒唐無稽だと飽きれられてしまうので、10個だけにしておきましょう(^^ゞ。
(タイトルが赤文字の製品は、クリックすると該当ページにジャンプします)

1.木曽の酒井製5tボギーDLU
 これは皆さん御存知のように目下急ピッチで製造中ですので、もうじき発売になります。

2.木曽の酒井製5tボギーDLV
 当初はUと一緒に発売するつもりだったのですが分離させたために、まだ受注も開始しておりませんが、そう遠くない時期にリリースできると思います。湘南フェイスの人気は不滅です(^_-)。

 

3.木曽の酒井製4.1tGL(極初期型・初期型)
 実は前々からこの異様に低いボンネットとリベットがゴツゴツの魅力に憑りつかれておりまして、ボク個人的にも模型化したかったアイテムなんです。「井カサ」の極初期型と「前SAKAI WORKS」の初期型を製造予定です。

4.木曽の酒井製8tボギーDLU
 前回製造した「8tボギーDL」はカプラーがボディーマウントの「木曽のNo.113&125、秋田のD-29、魚梁瀬のL-115」でしたが、今回はカプラーが台車マウントの「木曽のNo.121」を追加して発売する予定です。

5.井笠のホジ101〜102
 御予約を頂いた方にはお待たせしておりますが、トータルキットは来月にもリリースされますのでお楽しみに!


6.井笠のホト1〜8
 井笠において2軸の貨車というものは存在せず、総てがボギー車でした。機関車ではなく気動車が貨車を従えて走る、そんな魅力を味わってみて下さい。製品のつくりは「沼尻のセタ」のように側板や妻板でロストワックスを駆使した細密なものとなります。

7.井笠のジ6
 前に発売した「井笠のジ5」はボンネット型の単端でしたが、このジ6はボンネット型からキャブオーバー型に改造されて、車体も僅かに長くなったもの。ボンネットが無くなったぶんだけ窓のヒサシの突出しが目立ち、これがまたカッコイイ!正面の窓もひと工夫をして開いた状態にも出来るように設計してみました。


8.歌登の単端U
 これの改良再生産を発表したところ、思わぬ反響に驚いたのですが、当社が初めて手掛けたナロー製品として記念すべきこのアイテムを、今のモデルワーゲン流にアレンジしてみました。

9.浜中の泰和製自走客車
 魅力あるスタイルなのに以前の簡易軌道シリーズでも製品化されなかったこの泰和製を作ってみたいと思っています。湘南フェイスで前照灯が3灯というカッコよさをスタイリッシュに再現したいと思っています。

10.標茶の運輸工業製客車
 これも同様に未発売だったアイテム。バス窓で折れ妻面という古めかしいカッコよさが魅力です。



勿論これ以外にも定番商品たる「各種運材台車」などは再生産を重ねていきますし、状況によっては上記以外の軽い製品、新しいタイプの運材台車や貨車などが発売される可能性もございます。

本年度も昨年同様何卒宜しくお願いいたします。