地方私鉄の中枢駅を観察する(後編)


松本電鉄新村駅の3回目。今回は詰所や構内で見かけた面白モンを紹介していきます。
取材:平成16年1月4日 松本電鉄新村駅

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軽トラの車庫兼物置。この建物なんかは模型化すると面白い感じです。屋根妻板の裾は直線ではなく菱形になっているのもミソ。


その隣は洗濯場兼風呂場ですが、表側は物置になっています。使い古して放棄してある標識類を置いておくのもイイですが、出来上がったばかりのモノもイイ感じです。



この横長の建物が職員詰所です。職種別に4部屋に分かれていました。古い看板も何気なく置いておくとイイ感じになるかも。
保線車輛オールスターです。トロッコに載せられた軽トラは投光機の発電用です。レール交換は終電後に行いますので、こういったものも必要になるのです。



車輛区といえばお決まりが廃車体です。大概は創業当初からの古い木造有蓋貨車が、物置に使われていたりするものですが、ここ松電では貴重な5000系までもが、バス停標識の置き場になっていました。