何気ない田園風景を観察する


いざ田舎のレイアウトを作ろうとすると、意外と判っていたようで、イメージばかりが先立ってしまい判らないものです。かくいう私もそうなのですが、自分へのメモの気持ちも含めて、カメラハイクに出掛けてみました。
取材:平成16年7月4日 穂高町・松川村・大町市

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田園を進んで行くと、所々にこんもりとした木立が目に付きます。それは村の鎮守であったり一族の墓であったりすることがよく有ります。タイトル写真と左の写真は鎮守の木立ですが、手入れが行き届いていました。右の写真は屋敷森と呼ばれる防風林です。この場合には北側に植えられていましたが、その土地土地によって、その方向は違っています。


この写真も同様な木立が見えますが、一見平坦に見える土地でも、案外微妙な起伏に富んでいるものです。農業用水路も所々に段差が付いていたりします。


農家の物置。壁も落ちてボロボロになっていますが、こういった風情もレイアウトで表現してみたいものです。戸外には使われなくなった古い脱穀機などが散乱しています。


里山に沿った耕作地は、魅力的なカーブを描いています。その外れにはお社がありました。