もりこーの木曽路日記

特別寄稿 天羽さんのアルバムから−4
坊主岩、そして田島

その2−3 2度目の訪問そして助六行き
 助六から坊主岩まで軌道を戻りましたが途中、助六作業線分岐にあった平トロをまたもや無断借用し、坊主岩まで乗り下げ?ました。ところどころで撮影したのがカラーの写真です。
 あとは河原に降りたりして下って来るのを待ちました。坊主岩には誰もいませんでした。最初にNo.74が下ってきて、自分たちの脇を止まらず下って行きました。次にNo.4が下ってきて、ピックアップしてくれ大鹿に戻った次第です。
 モーターカーの中はエンジン音で会話も出来ないくらいでした。また、No.74は車内のエンジンカバーが外されていて、エンジンが剥き出しでした。エンジンはV型2気筒だったと思います。この日は大鹿から田島まで営林署の車で送ってもらってます。
 翌日、土曜は民宿を出たのが8時すぎで、やはり大鹿まで歩いています。大鹿には岩崎モーターカーがおらず、「もっと早く着ていれば、また便乗できたのに」と悔やみつつ、軌道を歩き始めました。
 黒淵まで来てお昼をとり、何枚か写真を撮ってから戻ったのですが、途中、岩崎モーターカーが下ってきました。しかもバックです。乗っていくかと声が掛かったのでありがたく大鹿まで便乗させてもらいました。バック運転でも下り勾配なので結構スピードが出ていたと思います。
 あとは大鹿で適当に写真を撮って、こんどは田島まで帰りのバスに間に合うべくヘトヘトになりながらも歩いて戻りました。思えば荷物を民宿に預けるという発想がなく、全部持って移動していたのでかなり疲れた記憶があります。