Chapter.1「まずはイメージ作り、そして台枠作りから」の巻

 

作り出した時には名無しの軌道でしたが、何となく閃いた軌道の名前は「左沢森林軌道」というもの。左沢と書いて「あてらざわ」と読みます。
実は木曽森林や立山砂防の車両の撮影用お立ち台にも使えるかな?なんて思ってるんですけどネ(^O^)。

午前中にホームセンターへ行き、ウレタンフォームを買ってきました。厚みは20mm、25mm、30mm、40mm、50mmとあったので、40mmと50mmのを1枚ずつ購入。
ホントはもっと厚いのが欲しかったのですが、仕方ないので重ねて使うようにします。まあ、考えてみたら、100mmの断熱材なんか使わないでしょうからネ(^O^)。

 

帰宅後にこれらを400mm幅にカットして、それを更に必要な奥行にカットしていきました。それを仮に重ねてみたのが2枚目の写真。

さて、ここからどうやって渓流や傾斜部を作っていくか、イメージを膨らませて30分ぐらい熟考。
これでこのジオラマの感じが大きく左右されるので、30分でも1時間でもよく考える必要があります。

まず、川幅というのは絶対に広くはならず、工作を進めていくと必ず狭くなるもの、というのを経験で知っていますから、ちょっとイメージよりも広すぎたかな?という程度が良いです。
あと、川の深さも同様で、工作を進めていく段階で絶対に深くはなりません。工作中に浅くするのは可能ですが、深くすることは困難ですから、これも深めかな?というのがちょうど良いです。

そんなことを考えた末に、まず1段目と2段目を工作して、いま木工ボンドで止めたところです。ウレタンフォームというのはボンドがなかなか固まってくれないので、暫くはこの状態で放置。
1段目の中央にはシンボルツリーを植えて、2段目の左のえぐれた部分は路盤が崩れてコンクリートブロックを渡してある状態、右はちゃんとした橋脚もあるコンクリート橋、右端はお得意の紙粘土製石積みにするつもりです(^^♪。

 

 

木工ボンドが乾くのを待つ間に、渓流に使用する岩肌を作りました(^_-)。
これはお馴染みのウッドランドシーニック製の雌型に石膏を流し込んで作るもので、過去様々なレイアウトにも使ってきました。
石膏というのは器に水を入れてから石膏を入れてかき混ぜるのですが、改めて袋の説明を読んだらその石膏の量は「適量を入れて」と書いてありました(^O^)。
ボクは感覚的に「天婦羅の衣より少し水っぽいくらい」と分かっているのですが、誰でもその混合比を知りたいのに「適量」はないでしょう。吉野石膏さん(^O^)。

これが固まるのに木工ボンドほど時間は掛かりませんが、ここでまた放置です(^_-)-☆。
石膏の岩肌を量産して4個になりましたが、とりあえずこれだけ作っておけば大丈夫かも。足りなければまた作れば良いのですから(^^♪。
これを適当に割ってパズルのように組み合わせていきます。

 

さて、2段目の木工ボンドも固まったようですから(やはり夏場は速い)、3段目の工作に入りました。
ここまでくると、どんな情景を作りたいのかがお判りになると思います。3段目の線路の下には滝を作って渓流に変化をつけようと思っています(^_-)。

ここでまた木工ボンドの固着待ちの時間がありますので、長さも決まったことだし、2か所の橋と左下の路盤が崩れて仮に渡してあるコンクリートブロックを作りましょうか(^_-)-☆。

 

 

3段目の橋はガーダー橋ですから、以前ターンテーブルを作ったときに買った余りのプラ製H鋼材を使って作り、いつもの艦底色に塗ってやりました。
今はそれの乾燥待ちなので、これから崩れた路盤の部分の修正をします(^_-)。