JAMセッション#2




 

さあ、一般公開です。まずは腹ごしらえと、八王子ICの先の石川PAで早めの昼食。石川PAは日野市にあるそうで、日野市は新撰組の副長・土方歳三の故郷。何と「新撰組そば」があったので、お店のお兄ちゃんに、上に乗っかってるの何って聞いたら「薩摩揚げに誠の旗印が焼印されている」そうな。「そりゃまずいんじゃないの?薩摩って新撰組の宿敵じゃないの」とか言っても不思議そうな顔。どうせ来年は食べられないだろうと思って記念に一杯。う〜ん、やっぱり複雑な味でした。会場に着いたのはちょうどお昼時。一番お客様の多い時間帯です。いつものB客赤のトレーナーではなく、夏仕様の「王滝DLライトグリーン」のTシャツに着替えて、さあボクもスタッフです。

 


ちょっと客足が途絶えた頃合を見計らって、ちょうど取材に来ていたRM-MODELSのカメラマン・青柳さんの三脚を拝借して俯瞰撮影。会場を入ったところに小鹿ジャンクションを置いて、車両がたむろする光景を見てもらって、その反対側に黒渕ジャンクションや下黒沢のカーブを配置しました。この運転会用にお揃いのKMC帽子も新調しました。

 

エンドレスに組んだモジュールの他に、作業軌道を組み込んだアララギさんのモジュールを個別展示。「木曽森林鉄道とは」の解説に一役買っていました。NHKの承認のもとに「新日本紀行」も上映。このように多角的に展示できるようになったのも、慣れたからでしょうか?毎日!!KMCのモジュールを見るためだけに来られた小学2年生の男の子は、何と我々が出演したNHKの番組を何度も何度も見て勉強したそうで、メンバーに鋭い質問攻めをしていました。しかも、「木曽モジュール倶楽部」に対抗して、「子供モジュール倶楽部」を立ち上げたいという、なんとも心強いお言葉に、皆拍手。う〜ん。将来のナローゲージャーかな?

 

モジュールの周りのそこここではカメラの砲列。ここぞと思った場所に陣取って列車の通過を待ちます。皆さん、お気に入りのカットが撮れたでしょうか?

 

くりしまさんはワールド工芸の8tDLを組んで持参。様々なパーツをウチのに交換したそうですが、複雑な表情をされていました。でも綺麗に仕上がっていますよね。

 

今回はモジュールのみの参加になったご近所の蜜澤さんのモジュール。ワーゲン祭り記念発売予定の岩崎モーターカーNo.72が似合っていましたよ。たまには下草も処理しないとネ。薬剤撒布列車も時折出動。


ボクは仕事の関係上から最終日の8月22日にしか行けませんでしたが、メンバーに聞いたら最初こそ、DCCのトラブルに合ったそうですが、それからはもう手放し状態で運行だったそうな。お客様も「TV見ましたよー」とか「今日も高速バスで参加したんですか?」とか結構話し掛けてくださったそうです。そして何よりも「HOナローって、こんなにスムースに動くんですネ」と驚かれていた方が多かったそうで(実際ボクも同じことを数名の方から言われました)、メンバーもそんな時にモジュール調整の苦労もぶっ飛んだそうです。保線係の皆さん、ご苦労様でした。
 さあ次の公開運転会は、10月16日〜17日の「モデルワーゲン祭り」です。是非、遊びにおいで下さい。