2003年末運転会


11月2日の公開運転会、3日の珊瑚祭への参加という大仕事を終え、内輪だけの運転会を楽しみましょう、ということで、12月21日に中野区商工会館会議室で運転会が催されました。当日はフルメンバー参加という訳には行きませんでしたが、ギャラリーも居ないということで、のんびりと純粋に運転を楽しむ事ができました。


 
モジュールレイアウトの接合も、張り詰めた緊張感も抜けて、和気あいあいと進みました。


  
会場の片隅ではKMCが誇る、人形師くりしま牧場氏が黙々とデザインナイフ片手に。そうです。
木曽のキャブフォワードの運転手と運転助手の最終仕上げをしており、めでたく納品されました。


 
まずは例によってレールクリーニングカーの露払いです。
その推進機はお馴染みの諜邪丸氏のオリジナル塗装10tボギー。


 
 
初陣を飾ったMUSASHINO Fさんの5tボギーDL。
走りもなかなか好調そのもの。会場のあちこちから「早く作らなきゃ」の声が。
空車の運材台車7組+カブースを軽く牽いていました。


 
そのボギーDLをバラしたところ。
マクラバリから先の床板をカット、ギヤーフレームの切り欠きを大きく、
配線コードを細いモノに交換して150Rは通過OKとのこと。
オリジナル設計は250Rですから、簡単な工作で効果絶大。


 
新メンバー懐煙さんはコンテスト参加賞のモーターカーNo.18を持参。
なかなか快調に走っていましたよ。


 
懐煙さんは集材機を利用したクレーン車も持参。
この柔軟なアイデアにみな膝を打っていました。


 
 
見慣れた大鹿ヤードの片隅に見慣れぬ黒いDLが。
近寄ってみるとKondouraさん作の98号機。
きつ目のウェザリングでメリハリ付けて自己主張していました。


 
 
今回の特徴はふんだんに登場した5tDLの走行でした。
珊瑚祭の時は何せみな雛壇の上に飾られていましたからね。
これは西さんから色具合がイイと褒められた諜邪丸さんの作品。


 
こちらはKondouraさんのキャブインテリア付き5t。
やはり5段トラスの上ではスロー運転になります。


 
これはMUSASHINO Fさんの全閉に改造された131号機。
この全閉のカッコ良さが製品化の原動力になりました。


 
もりこーの新作76号機も静々と走ります。
大きなエンドレスで長い運材を牽いて走らせる快感は格別です。


 
キャブフォワードの試作が登場!?いやいや、残念ながら他社の製品です。


 
諜邪丸さんが作った荷降ろし中の運材台車。イイ感じ。
くそリアルな鉄道ファン。何だか恥ずかしいなあ・・・


 
安定した走行がほぼ確実に得られるようになったので、
来年はDCCの導入を検討しましょう、ということでお開きになりました。