10月5日 会津下館モジュール製作日誌

 

悪い時というのは重なるもので、工作3日目の10月5日は、商工会の役員会があったり、遠方からお客様がいらっしゃったりして(いや、これは悪くはないのですよ)、結局工作に着手したのが夕食後。やっべ〜!!
 この日にやった作業は小橋部分の作業とバラスト撒きです。橋の部分だけは枕木を長目にして雰囲気を変えたかったので、2mm角材で新調。写真のように1本だけ元の枕木を残して、これをゲージとしながら木工用瞬間で接着しました。橋脚はお手軽に蒲鉾板を利用。背も低いし、橋の両端だけだから、グレーに塗っちゃえば木目も判らないだろうと手を抜いて、出来るだけ木目の無い仕上がりの綺麗なものを(こういった時のために、ウチには山と蒲鉾板があるんです)所定の寸法に切り出してペーパー掛けしただけでパネルに接着。

 

 橋脚の乾燥を待っている間に、バラスト撒きをしました。使った素材はKATO製明灰色(細目)です。ざっと薄目にバラストを撒いていき、中性洗剤を1滴入れた水を霧吹きで噴霧し、木工用ボンドを水で薄めて中性洗剤を1滴入れたものをスポイトで垂らしていきます。勿論、中性洗剤は界面活性剤の役割をするもので、これを入れないと水分が玉になってしまいます。
 小橋の手前左側には、角棒状にしたスタイロフォームの角をカッターで削いだものを畝に見立てて、畑にしてみました。こういった情景というのは「木曽モノ」では出来なかったので(何せ、山、渓谷の連続ですから)、是非ともやってみたかった部分です。
 乾燥待ちもあって、今日もこれでオシマイ。この乾燥待ちをいかに上手く利用するか(例えば寝る時間に充てるとか)が、締め切りに間に合うかどうか、の境目になりそうですね。