Live in NUMAJIRI '09.04.25〜26 前編


去年は仕事の都合で参加できなかったボクにとっては2回目となりますが、この公開運転会は3回目。すっかり地元の方々に親しまれ「今年も軽便模型が来るんだろ?」と期待されているようです(^^ゞ。
 今回も「観音寺川さくら祭り」の一貫として運転会は行われ、生憎の悪天候にもかかわらず、まさに満開の桜のもと多数の地元ピープルが遊びに来て下さいました(あ、このHPを見て来ました!という方も数名いらっしゃいましたが(^^♪)。
 かくもかように地元の方々が楽しみにして下さると、もう後へは引けない感じで、毎年恒例の行事として定着する雰囲気ですね(^O^)。




 

会場には9時集合ということなので、ボクは4時に起きて4時半出発。近くのコンビニでサンドウィッチを買い込んで、インターチェンジに向かいました。
 天気予報だとこの土日は長野も新潟も福島も雨!だったのですが、ウチを出て新潟県を通過するまでは幸いなことに降られはしませんでした。しかし、いくつかの峠を越えて福島県に入った途端に雨粒の来襲。去年は晴れたそうなのですが、一昨年も雨。こりゃ「もりこーさんが来ると雨になっちゃうな〜」なんて言われそう・・・。
 それはともかく、御存知のようにETCだとかなり割引になるので、経済的にも大助かりです。事前の見積もりだと4時間もあれば着けるだろうと踏んだのですが、この歳になるとサービスエリアで腰を伸ばしたり固まってしまった肩の筋肉を和らげたりしていたら、5時間も掛かってしまいました(^^ゞ。ま、しょうがないか・・・。
 遠距離走行で\1000という恩恵は初めてではないのですが、料金所を通過するときに\1000と表示されるとやはり「やったー!」と嬉しくなってしまいますね(^O^)。


 

会場のすぐ近くの観音寺川の桜は今が満開の時期。沼尻の写真集などで必ず登場するあの桜並木です。その桜も廃止後40年あまりの時を経て、ますます立派になり、遠目にもその隆盛ぶりがハッキリと判るようです。
 会場は「東部地区ふれあいセンター」、もと川桁の保育所です。窓の外の雪囲い用のパイプが雪国を物語っています(地元の方に聞いたら、ここいらの雪は水っぽくて重いそうです。信州の雪とはだいぶ違うんですね)。


 

この会場では建物の中でKBMCの公開運転会、外庭ではライブスチームの運転会をすることになっていて、会津や喜多方あたりからライブ愛好家の方々がコッペルやDC12を持参して準備されていました。

 

ジムニーは「軽便おばさん」こと安部なかさんの愛車。色もDC12色にして、窓周りも白くペイント。ドアーには沼尻鉄道も社紋とDC121のナンバーのシールが貼ってありました。これって凄い凝りようでしょ(^^♪?このパワーがこのイベントを持続させる源になっています!
 かたやシトロエンBXはN会員の愛車。ウチのオンボロボルボには当然貼ってありますが、プレゼントしたステッカーがこのように貼られていると嬉しくなってしまいます(^O^)。


 

 

そんなこんなしている内にメンバーが揃い設営の開始です。モジュールの繋ぎ方はあらかじめ設計してあるのですが、急遽欠席の会員が居たりして、臨機応変に対応します。
 川桁と沼尻とを架空の線路で繋ぎエンドレス運転とするので、最終的な辻褄合わせはTOMIXのレールをスタイロフォームの上に両面テープで止めて対処。このあたりは場数を踏んでいき柔軟に対処できるようになってきました。


 

地元のNHKはまだメンバーが着かないうちから取材を始めていて、搬入&設営の光景までドキュメンタリー風にカメラに納めていました。代表の「シェフ」がインタビューされていますね(^^♪。
 この方がお馴染み「軽便おばさん」こと安部なかさん。もの凄いパワーの持ち主で、シェフいわく台風の目のような女性。周りの人々を熱い情熱で巻き込み、廃線跡を歩く催しや、スタンプラリ−なども計画実行された方です。夢は静態保存されているDC12を走らすことだそうで、協三工業に話を持って行き技術者が下見に来られたそうです。我々メンバーも彼女の人柄に惹かれてお手伝いをさせて頂いています(^O^)。


 

美大出身のシェフがいたずら書きをした黒板(^^ゞ。上手いなあ・・・。こういったセンスの良さがレイアウト製作に活かされているんですよね。
 スタンプラリーのときのスタンプ。各駅の名前が彫られた切符の形をしています。


 

壁には沼尻鉄道の沿革を書いたものや、当時の制服なども展示されています。実はこの制服はあとで役に立つのですが・・・。

 

これらはグッズもの。ガソらしきものをあしらった携帯ストラップや、切り抜き工作の車両たち(^^ゞ。この携帯ストラップは皆さんへのお土産としてボクが購入してきましたので、御希望の方は下記からお申し込みください。先着20名様で締め切らせて頂きますので、お早目に!

 

外のライブスチームも準備が出来たようで、小雨の中を走りだしました。でも折角準備して下さったのに、この天気ではお客様も乗れなくて可愛想ですね〜。

 

それはそうと、誰かが持参したクラフトテープ。線路の模様になってるのがウリなのですが、配線を床にこれで止めたら、表面だけ剥がれて粘着部分が床に残っちゃって剥がすのに苦労しました(^^ゞ。
 用意の良いメンバーはマイスリッパを持参。長時間立ってると、ここの床は冷えるんですよね〜。それを思い出しました!そこでボクも近くのスーパーに買い出しに行ってゲット!これでホカホカ安心していられます(@_@;)。


 

スーパーから戻ってみたら、何やら鳩首会談。どうも接続が上手くいかないみたいで原因の究明中。NHKの皆さんも固唾を飲んで取材しています(^^ゞ。でも大丈夫!そこはそれ、慣れたもので柔軟な思考で対処してOK!試運転列車が走りだしました。

 

今回の運転会で処女列車の出発を任された方は、もと車掌の小桧山さんと軽便保存活動に尽力されている中村さん。制服に身を包んだ車掌さんが笛を吹き「出発進行〜!」の合図とともにスロットルを上げていきました!
 思わず会場のみなさんから拍手(^^♪。こうして二日間の運転会が始まったのでした。




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