柿其森林鉄道の車庫と寝覚ノ床


2023年6月4日
ぐっと南の方まで足を伸ばして普段はなかなか行かない柿其まで行ってきました。
ここには柿其森林鉄道の車庫がほぼそのままの形で残っており、当時の姿を偲ぶことが出来ます。




 

車庫は鉄骨組みで波板が張られたもので、当時のモノクロ写真を見るとライトグレーに見えますから、もしかしたら当時のままなのかも。
扉は撤去されてしまっていますが、2線あった片方には線路も残っています。


 

車庫を出たところには作業用プラットホームと共に角型ガソリン計量器がそのまま残っています。

 

実はこの日の目的はこの角型ガソリン計量器を採寸することで、早速設計も済ませて今はロストワックスの原型を作らせています。
ホースはガソリン給油車などに使ったものが使えるので、本体を新規に作ればOKです。
とかく丸型のものが好まれますが、丸型ばかりではつまらないので角型があっても喜ばれるのでは?(ボクもその口です)と思った訳です。


 

 

その帰りに「寝覚ノ床」に寄って99号機120号機の保存確認をしてきました。
両者ともにここで採寸をして(僚機の98号機は三岳ででしたが)製品化したもので、屋根付きの有難さから保存状態はなかなか良くて安堵しました。